Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

アイロン

2010-07-02 | Rock
 サッカー日本代表が帰国し、個別インタビューでの駒野選手の晴れ晴れとした顔と言葉に、ようやく一つ完結したような感慨を覚えます。
各選手が口にする悔しさよりは、時間が経った会場の空気は達成感の方が濃くなっていたように感じました。

今日の画像はボブ・ディランがジャケットも描いた1974年の作品。有名だと思いますので内容も割愛。



臭いによって呼び覚まされる記憶というのがたまにあります。
夏だけしか着ない素材のシャツを洗濯しようと放り込んだら、残っていたサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局のポプリの香りが立ちのぼりました。

夏のフィレンツェ、ウフィッツィ美術館の隣にその頃出来て間もないホテルで、シャツのクリーニングをお願いすると、夕方には百年前のデザインのような制服を着た女の子が持って来てくれました。
ほんの数時間で早いなぁとそのまま壁面に掛けようとしたところ、湿った部分が手に触れます。確かめると台襟の辺りだけが、まだかなり湿ったままでした。

アイロンをかけるのに、イタリアでは乾いた物へ霧を吹いてかける派と生乾きの洗濯物にかける派にわかれるそうですが、これはイタリアに限ったことではないでしょう。
我が家が前者なので生乾き派が本当に存在することを新鮮に感じながら、夕食を終えて戻る頃にはきれいに乾いていました。

塩野七生さんのエッセイに、イタリア家庭のアイロン事情を書いたものがありました。シャツにノリをつける必要がある場合は、生地が重なっている部分の外側にだけとあるのを見つけ、うちと一緒だと納得した覚えがあります。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする