いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

明日への遺言

2008年03月17日 09時46分44秒 | 兎に角書きたいの!
 今、「明日への遺言」が上映されている。是非妻と鑑賞したいと思い上位映時間を確認した。横浜109では、午前10・40~12・45と18・20~20・25の二回の上映で3月21日まで。既に予約で上映期間中は空席が全くなかった。
 新聞紙上にも連日その内容が報道された。その新聞の報道内容を記したい。

 著者の大岡昇平は10年以上かけて、岡田資中将が横浜の軍事法廷で戦った「法戦」の記録を掘り起こし、昭和57年、『ながい旅』を発表。『ながい旅』を原作とする映画「明日への遺言」が3月1日から全国公開。
 第二次世界大戦でB級戦犯となりながら、軍事法廷で米国の無差別爆撃の責任を問い、たった一人で部下の命を守りぬいた岡田資中将の不屈の姿を描く……

 残念ながら、この映画を今のところ見ることが出来ない。ホームページを開いてみた。この映画のプロデュース 原 正人氏の思いを紹介したい。

 明日の日本を担う若い人々に託したい

 世界中の国々や人々を巻き込んで、多くの犠牲と
 荒廃をもたらした第二次世界大戦が終戦して、60
 有余年の歳月が流れました。敗戦国に本は、焼土か
 ら立ち直り、働き続けて再び平和で豊かな国をとり
 戻しました。

 しかし、まるで物質的な豊かさの代償のように、
 人間としての美しさや心の豊かさを失ってしまつ
 たように思えます。戦争があったことさえ忘れ、今
 なお世界各国で繰り返される。”紛争”という名の戦
 争の悲劇すら、他人事のようにしか感じない平和
 ボケの日本。自己中心の時代の風潮が、人々を蝕
 み、行政や企業のリーダーさえ、責任や誇りや品格
 という人間としての美徳を失おうとしています。

 戦争を見つめることで、平和の意味を考え、逆境の
 中にあって、人間としての責任を全うする……。こ
 の映画の主人公、B級戦犯、岡田資中将は、我々に
 このことをおしえてくれました。戦争を体験した最
 後の世代の一人として、この岡田中将の遺言を明
 日を担う若い人々に託したいと思います。

            プロデュース 原 正人
コメント (1)
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