いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

オリンピック柔道まるでレスリング!

2008年08月16日 07時32分09秒 | 兎に角書きたいの!
 オリンピック柔道は石井選手の100キロ超級金メダルで幕を閉じた。柔道を観戦していて自分が柔道に持つイメージと全く異なりその技はまるでレスリングの試合を見ているようだった。
 石井慧選手の柔道は立って組んでの正統派を見て安堵した。日本の苦戦を産経新聞は分析する。
 外国勢の「JUDO」に対する日本のアレルギーが、なお抜けていないことだ。タックルから手で足を取り、下半身をすくいあげて投げる。勝敗を分けるのは接近戦での腕力。日本が「変則柔道」と呼ぶスタイルに、間合いを保ち教則本のような投げや足技を狙う。そして、持ち味を出せずに屈するケースが今回も多かった。と。
 技として存在するならばそれに具えた準備をすべきである。オリンピックの国内予選でこのようなタックルを見ることはなかった。恐らく上層部がそれを許さなかったのではないか。日本の柔道を追い求めるばかりに。
 敗れた選手達の責任よりも柔道に携わる上層部の偏見によりこのようなオリンピック結果を生んだものと私は思う。
 このようなレスリング柔道を日本国内では見ることはなかったから。今回のオリンピックは指導部の世界の流れに目をつぶっていた当然の結果だと思う。それにしてもレスリング柔道には呆れる。
コメント (1)
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