いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

 人の心を打つ東洋大学!

2009年01月05日 06時52分23秒 | 兎に角書きたいの!
 箱根駅伝は東洋大学の完全優勝で今年は幕を開けた。東洋大学には特に名の通った選手がいるわけではなく「絆」「総合力」「思い」などにより優勝した。優勝の原動力は1年生の柏原竜二選手に負うところがあるがなべて各選手の力、総合力でこの優勝を果たした。

 ゴールに飛び込む選手の姿はタスキを何度も固く握り締めゴールの瞬間にも片手を突き上げるのではなく腰の附近で手を上下に振り決して派手なポーズはとらなかった。

 昨年12月部員の不祥事により出場が危ぶまれたが、川嶋伸次監督、部長が引責辞任した。大会の追った昨年12月上旬に5日間、活動を自粛し沿道の応援も自粛した。その中での開校以来始めての、往路優勝を果たししかも復路もデットヒートを勝ち抜き完全優勝をはたした。

 聞けば、山古志村の地震災害の折には東洋大学の学生数千人がボランテァとして従事したともある。

 困難を全員の力で陰から陽へマイナスからプラスへと変えたこの全員の力の中に今年の日本の行く先を見た気がする。決して有名選手に頼ることなく監督達が全国を目で確かめその素養を見抜き育てている。

 その証しは山登りの5区を走った柏原竜二選手の発掘にある。高校2年生のときにその素養に目をつけていたという。

 一握りのスーパースターによってしても優勝は出来ない。各人各人がその責任をしっかりと果たして行く総合力これこそが今後の日本には必要なのではないか。政治家はパフオーマンスに走ることなく政治家の責任を自覚しぶれることなく職責にまい進することが求められる。

 そのような行動によって実行することによって日本はよくなって行く。政治家の言葉遊びなどもってのほかである。批判するのであればしっかりとした対案を示してその上で議論を進む実行に移して欲しい。

 TVに出てくると政治家は一様に評論家になって議論を進めている。批判は一番たやすい行動である。裏づけのある発言を望む。
 批判は誰でも出来る事柄である。批判ではなく実行に移すのが政治家の職務であることを十分に認識して今後の舵取りを望むものである。
コメント
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