新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染拡大は今も続いている。エジプト政府は感染予防を名目に全土で30万頭以上とされる豚の処分を決定したとの報道に加えイラクでは首都バクダットの動物園で飼育されているイノシシ3頭の処分を決めたともある。アラブ諸国では感染者は報告されていない。
統計によれば、中国人が食用する肉の65%が豚肉で、世界の総消費量の約半分を占めていると言う。そのほとんどが国内で生産され、海外から輸入される豚肉は総消費量の1%にも満たないそうだ。その中国が豚肉の禁輸処置に踏み切った。
4月30~5月10日の間、「09・食博覧会」が大阪で開催された。1985年が第1回で今回が7回目で4年ごとに開催されている。開催テーマは「食を知り食を楽しむ」である。
ところで、回転ずし、レトルト食品、電卓、プレハブ住宅、ターミナルデパート……。みな大阪で生まれたと言う。なかでも戦後最大のヒットは即席ラーメンで日清食品が「チキンラーメン」を発売して50年を経過したと言う。
今や即席めんは世界中に広まり、日本即席食品工業協会によると1年に約1,000億食が食され、ロシアで16億食、ナイジェリアで10億食が胃袋に収まっていると。
即席めんの生みの親安藤百福氏は、最初から輸出することを考え、スープには宗教上の禁忌がない鶏を選んだと言う。なんと先見の明と未来を見据えた経営者であったろう。
豚インフルエンザ感染防止にアラブ諸国の過激なまでの予防対策に、即席めんのスープが鶏からであることの先見性に驚嘆する。
政治家もこのような長期的展望の上に立った政策を方針を国是を表明し実施してもらいたいものである。
統計によれば、中国人が食用する肉の65%が豚肉で、世界の総消費量の約半分を占めていると言う。そのほとんどが国内で生産され、海外から輸入される豚肉は総消費量の1%にも満たないそうだ。その中国が豚肉の禁輸処置に踏み切った。
4月30~5月10日の間、「09・食博覧会」が大阪で開催された。1985年が第1回で今回が7回目で4年ごとに開催されている。開催テーマは「食を知り食を楽しむ」である。
ところで、回転ずし、レトルト食品、電卓、プレハブ住宅、ターミナルデパート……。みな大阪で生まれたと言う。なかでも戦後最大のヒットは即席ラーメンで日清食品が「チキンラーメン」を発売して50年を経過したと言う。
今や即席めんは世界中に広まり、日本即席食品工業協会によると1年に約1,000億食が食され、ロシアで16億食、ナイジェリアで10億食が胃袋に収まっていると。
即席めんの生みの親安藤百福氏は、最初から輸出することを考え、スープには宗教上の禁忌がない鶏を選んだと言う。なんと先見の明と未来を見据えた経営者であったろう。
豚インフルエンザ感染防止にアラブ諸国の過激なまでの予防対策に、即席めんのスープが鶏からであることの先見性に驚嘆する。
政治家もこのような長期的展望の上に立った政策を方針を国是を表明し実施してもらいたいものである。