いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

「慰安婦」日韓合意は大統領一代限りか?

2015年12月29日 11時14分53秒 | おやじ日記
 平成27年12月28日、岸田文雄外相と韓国の外相と会談し、慰安婦問題について「最終的かつ不可逆的に解決される」との認識で合意し、国際社会で非難、批判することを控えると確認したとの報道があった。安倍晋三首相はよく決断・英断されたと思っている。今後永久に合意内容が履行されればの話である。
 これまで長年様々な場面で韓国の言いがかり的反論に私の常識では考えられない理論構成を持って日本を攻撃してきた事実から合意が履行されるか不安である。私が考えるに韓国大統領が変わったらこの「合意」は藻屑と消えるのではないかと!あの合意は前政権との合意で私はそれに従わないと蒸し返すのではないかと不安である。

 「悪韓論」室谷克実著(2013年4月20日発行)に次のようなことが記述されている。
  ①「韓国人は息を吐くように嘘を吐く」~韓国企業との交渉を2,3年でも担当した日本人ビジネスマンなら、おそらくほとんどの人が、こう実感しているだろう。…
  ② …以下は朝鮮日報の主筆が書いた「嘘吐き政治家と、嘘を吐く国民」と題する論説(12・3・16)の抜粋だ。「魚と政治家の約束は3日も経てば腐臭が漂うものだから一々反論することはない」「韓国で2010年に偽証罪で起訴された人は日本の66倍…」などと記述している。

 室谷克実氏か著述している事柄がその通りなのかはわからない。しかし、前述のとおり過去の事柄を勘案すると心配でならない。

 ①昭和40年6月22日:日韓両国国交正常化のための日韓基本条約をはじめ関係諸協定が調印された。日本は韓国に無償3億ドル、有償2億ドルを供与した。当時、5億ドルと言う額は、日本の外貨準備高18億ドルの時であった。
 ②昭和59年9月6日:全斗カン大統領歓迎晩さん会
 ③平成2年5月24日:盧泰愚大統領歓迎晩さん会
 ④平成6年3月24日:金泳三大統領歓迎晩さん会
 ⑤平成10年10月7日:金大中大統領歓迎晩さん会などに天皇陛下は言葉を尽くして心から語られている。

 平成27年12月26日付産経新聞・「産経抄」には、慰安婦問題での韓国政府の腰の定まらない対応について、日本ではすっかり「ムービング(動く)・ゴールポスト」という言葉が定着した。苦労して問題解決の妥結点を探っても、いつの間にか韓国側がゴールを移動させて振り出しに戻してしまう…と記述している。
 万が一合意事項がないがしろにされた場合の思慮深い対応策も考えておく必要があるのではないかと思っている。
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