ひさしぶりの更新です。元気ですよ。今週は「宇宙戦艦ヤマト2199最終章」「スタートレック・イントゥ・ダークネス」、そして昨晩は豪雨で列車ダイヤが乱れまくってる中、「パシフィック・リム」3D吹替版を観てきた。
巨大ロボもので吹替なら、と九州弁のキャラを期待したです。はい、バカです。
さてその「パシフィック・リム」、戦闘中はアップが多用され、カット数も多く色調が暗いので、なんというかこう、、カイジュウを退治した爽快感があまり感じられませんでした「あ、なんかしらんけどやっつけた。」という感じ。ヒロイン、マコは切り札として最後にとっといた方が良かったんじゃないかなぁと思ったり。
それから主役ロボデザインが「オレたちの巨大スーパーロボ（主役）」とは違うというか。目はツインアイではないし、首もなく、胸板と肩まわりのマッチョさに比べて脚は長くスッキリしててバランス悪い。吹替えではロケットパンチと叫ぶものの、オレたちの知ってるソレではなかったし。ソレが通用するならアレはシャイニングフィンガーでいいじゃねぇかと思ったり。「引きちぎる」はいいけど、せめて手刀で「まっぷたつ」くらいはしてほしかったなぁ（剣で近いことはやるけどね）。でも、防ぎようのない一撃必殺技（例えば超電磁スピンみたいなの）を装備せず、ほぼ「どつき合い」で決着をつけたのは好感をもちました。主役の恋愛も、におわす程度で良かった。
脇役（失礼）ロボのストライカー・エウレカは好きなデザインだけど、体中のハッチが開いて全弾発射のようなギミックがあったらなぁとか。で２体相手に無双して欲しかったなぁとか。チェルノなんとかと、なんとかタイフーンってロボはあっさりして雑な扱いだなぁとか。
カイジュウは昭和ガメラシリーズを思わせるデザインでしたが（ギャオス、ギロン、バイラス、ジャイガーのミックス）、暗いしアップばっかなので大きさも含めて区別がつきにくい。そしてラスボスともいえる最後のカイジュウは扱いもさらに雑だったような。絶望的なまでの強さと存在感を見せるでもなく、アレで退治されてしまった（秘密です…）。のでまったく印象に残ってないです。
あ、でも翼があるカイジュウ、あれは良かったうん、とても印象に残った。敵はあいつとゴリラ型の２体だけで良かったとさえ思う。
いろいろ不満は残ったものの金払って観る価値はある作品だと思います。オススメです（3Dは上映館が封切時より減ってるようです）。
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