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森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

なぜだか焦る、やばいぞ・・・

2007年02月15日 00時11分47秒 | 過去ログ
今日は午前中に大学の学科を跨いだ共同研究の計画について書類(原稿用紙10数枚かな)を書き、その後、2行ほど原稿を書いた。2行である・・・

午後はまずは4回生について「認知運動療法」の講義・演習を行う。
もう大学の講義は終わっており、これはあくまでも自由講義として。
今まで1回も講義・演習を系統でしてなく、認知運動療法の施設に就職する数名を中心に行う。
準備なし、資料なし、あるのは道具だけで、小田桐先生とまったく準備も無く言葉のキャッチボールを行いながら進める。
まったく準備せずとも問題なし。
昨今「一人称記述」で認知運動療法に対する誤解が多い。
「認知問題-知覚仮説-判断」、「脳のなかの身体」、「認知過程の活性化」、「空間作業」「接触作業」「感覚モダリティ」、「特異的病理」、この基本のみは話す。

「運動」はどのようにして生まれるか、その科学的根拠をわかっていればいい。
認知運動療法は1+1の簡単な手続きではないのだから。
単なる手技でないのだから。

関西は誤解が多いが、そんなくだらない水掛け論は相手にしない。

難しいものに本質がある。
簡単な世界は疑ってかかれ。

人間は相手が難しいことを言うと蓋を被せる。
それが脳なのだ。

ただし、言葉を選ぶというメタ認知だけは働かせてほしい。

その後、4回生に手伝ってもらいながら、認知運動療法を少しでも実践している施設に実習に出る3回生10名に対して、2時間ほど行う。

あくまでも任意に。
強制ではない。
それは能動的学習ではないから。

講義以外に講義を行う親切心(困らない程度)で行った。

少し喉を使い、またもや声が出なくなる、いたいいたい。
やばいやばい、3月のライブが。
講演どころじゃないよ。
ライブ、それだけ。
オクターブ上げれないぜ~

なんとか、頼みます、神様。
このポリープを・・・お願い!

日曜の岐阜の講演は、おとなしくしゃべろう。5時間だったっけ・・・

その後、平成記念の藤田先生、奈良リハの佐藤、喜多、千葉先生が来室。
ゼミ生の中野君も入り、背損のボディイメージの研究計画を3本ほど検討する。
来週より予備実験に入る。

深い議論を重ね、シンプルなデザインに変える。
議論の深さが研究のシンプルさ(美しさ)に変わる。
期限を区切って自分を追い込むことだ。
研究とは自らの壁を越えることに意味を持つ。

さてさて、年(思春期より)とともに反比例でチョコレートが減っていたが、なんとか持ち直した。
いやいや体重と反比例か・・・

気を使ってもらいチョコレート以外のものももらったが、ありがとう。

食べきれるかどうかはわかりませんが、味はちゃんとききます。

学生諸君ありがとう。

明日こそ、少しは書き進める。

それより喉、喉、加湿し、なんとかごまかしたい。

音楽だけは奪わないで。