森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

エモーショナルブレイン

2009年01月27日 23時58分39秒 | 過去ログ
今日はいつもより早く起床する。
寝る時間は一緒だったが目覚めがよい。
そのせいもあってか、いつもより一時間前に大学に到着する。
畿央大学着任当初は8時には出勤していたが、
年々、夜の仕事(大学院など)で、
労働時間の関係もあって、
遅い出勤になっていた。

ここ最近、寒いという知覚がいまいちであったが、
出勤が朝早くなったせいもあってか、
その知覚が幾分よみがえる。
子どものときは、
高知であったが、
毎日小学校への通学の際、
氷、霜は当たり前であった。
最近は、とくと見なくなった。
コンクリートジャングル化に自然現象も変化する。

午前中は、授業の準備や、
教育学部生のレポートを拝見する。
また、教育学部の学生から質問を多くもらう。
非言語的コミュニケーションをどのように育成するか、
その問題を脳科学の視点から考えた。

引用文献を30まで打つ。
学生の来室が多い。

13時より、理学療法学科の人間発達学の授業。
今日が後期最後であり、
試験概要について、質問を受けた。
発達における「情動」の重要性を再確認した。
たくましく生きるための生物の原点であると。

14時過ぎに一度閉めたが、
その後、教室にて学生の質問を受け、
結果的には16時になっていた。
ほどよいうれしさである。
いろんなことで学生と話すことが自分にとって色んな発見がある。
これが教育の醍醐味なのだろう。
共同注意すれば、道は拓ける場合がある。
閉じた脳でなく、開けた脳へ向かうためにも。


研究室に戻り、引用文献を50ちょっとうち、
「大脳皮質における感覚情報処理と運動制御の神経基盤」の原稿を終了させる。
あとは図のレジェンド確認のみである。

ここ3日間ほどで、
理学療法福井の「神経可塑性と運動学習」と、
理学療法MOOKの上記論文を完成させた。
注意の集中は限界に近づき、
今もタイプするキーがぶれる。

あと月末までに1本「脳科学の進歩と理学療法の接点-現在から未来」。
たぶん厳しいような感じだ。
明日、明後日と大学の事務仕事が山ほどある。


最近、湯水のように新しい論文が出ている。
この数年、大学院教育もあってか、
自らが主に論文を翻訳する機会が少なくなり、
時代が猛スピードに進んでいることに、
取り残された感を感じ、
どのように勉強すればよいか再吟味するときかな、と思った。


12名の大学院生たちの審査日を決めないといけなく、
その調整に焦っている。
BMIで私の分身となって誰か調整して欲しいものだ。
このような仕事(調整役)が妙に自分には向いていない。
議員秘書なんか、絶対になれないだろうと思う。


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