森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

息をつくまもなく・・・めまいだけが残存し・・・

2006年06月15日 19時12分46秒 | 過去ログ

今日はAMに「共同研究」で打ち合わせ。

奈良新聞の編集部の方、Okamotoソックス の研究者と営業の方、そして本学のスタッフと打ち合わせ。

奈良県広陵町は靴下生産率、日本一なのである。

身体機能、動作能力、快不快、などの観点から産学共同研究が進む。いくつかアイデアを出す。久しぶりに実験の話をしたが、最近の「バイオメカニクス」系の状況を知らないので、展開に悩む。

昼食もとれずに、授業に流れる。片麻痺の平衡機能、バランス能力について話をする。久しぶりに以前にしていた「バイオメカ」系の話をした。「脳」ばかり話をしても、実践にはなかなか向かないからしょうがいない。しかし、本当は「身体図式」なんだが。

「パラシュート反応」の意味を理解してくれれば、単なる「記憶」の勉強から展開できると思う。

授業が終わり、ゼミアンケート。

4名まだ出ていないので、月曜までに提出するようにしてください。研究室のポストへ。個別相談を希望している人は、来週は月曜と木曜の講義日しかいません(あとは出張です)。その日にお願いします。いつ舞い込んできてもいいですが、夕方以降がいいかもしれませんね。日中は意外と忙しいので・・・みなさんに任せます。相手の心を読んでください。

基本的には好きなことをやればいいんだよ(見つけるプロセス)。どのような研究であれ、プロセス、手続きを学ぶことに意義があるんだよ。将来に役立つためになんて考える必要なし。今の志向が大事なんだ。メリットで動くべからず。「臨床」はいずれにしても、近い将来待っている。そのとき感じることの方が大事。

ときには(いやいつもだが)「基礎」を学び、きちんとした「アルゴリズム」を知ることも必要。

とにかく、将来のために、なんて考える必要なし。逆に、みんなの浅はかな経験で考えれば、将来出会う患者に失礼だと思う。

既存の基礎科学を「臨床」で仮説立て「立証」すべし。

「臨床研究」とはそういうものだし。「臨床」自体が検証システムなので「研究」なんだ。それを「臨床家」は履き違えているときが多々ある。もちろん「立証」できないと思うが(それが臨床の醍醐味)、その場合は「反証」すべし。科学は「反証」されるためにあるんだよ。教官、バイザーの言っていることは「真実」か??? 

 

アンケート終了後、そのまま会議へ。そして、今終了し、ブログ書き。

何も胃に入れていないので、「カップスープ」で今ごまかした。

依然として、めまいが残ってる。PCからしばらく離れたい。

 

 

明日は、朝に発ち、岡山で1コマ。

言葉とコミュニケーション、遊びと身体感覚について教育学的観点から話をする予定。

その後、小倉へ。そろそろ「脳性まひ」について一般的なことを話す予定。19時半には博多に入ります。打ち合わせになだれ込みましょう。

 

今からは、少し目を休めて、「講義」を考えます。


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