テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

新元号発表!いよいよ来月から「令和」の時代が始まります~京都深草の街の中華屋さん「西海」、インパクト大のお店です。

2019年04月05日 | 世の中

ちょっとローカルになりますけど、

京都の伏見区深草に渋い街の中華屋さんがあります、

リーズナブルでもちろん美味しい、



中華料理というとね、ちょっと高いお店も美味しくて好きだし、

「餃子の王将」とか「珉珉」という大衆中華チェーン店も使い手があります、



でも、やはりこういうチェーン店では“街の中華屋さん”も美味しい店が多く楽しいですよ、

で、今日はここです、予約していますからね、2階です、はい、

ではでは、入りましょう、

新しい元号が決まりましたね、『令和』、

うん、なかなか良いのではないでしょうか、



昭和天皇が崩御された平成の時とは違い、

生前の皇位継承という事で自然と新しい時代への期待が膨らみます、



昭和生まれとしては3つ目の元号、もう昔の人になって行く実感もあります、



ワタシが子供の頃で云うと2世代前の明治生まれ、、、

子どもの頃の明治生まれの方々のイメージと云うと、、、



ええ~!スイマセン、

ワタシの中では凄いお爺さんでした、

髭を生やしたお爺さんでした、

凄いお婆さんでした、

ずっと着物を着ておられた気がします、



いずれも祖父母のイメージが中心だと思いますが、

街中を歩いておられたお年寄りもだいたいそんな感じだったかな、

着物に下駄、杖、髭、短髪、煙草、帽子を被っておられた方も多かったかもしれません、

なんか、隔世の感がありますね、



でも、、、今は時の流れが早い時代ですが、

逆に世代間の違和感は縮まっているような気もします、



もちろん、今の若い人とは考え方や生活習慣で違うところも多いのですが、

基本的には同じ時代を生きていると感じるところも多いような気がします、

ジーンズを穿いて、スマホを触って、満員電車に乗っています(今はあんまり乗らないけど)、



ワタシが子供の頃の“明治の人感”が、ワタシにはあるんだろうか?

ワタシは無いような気がしています、

いや、若い人から見ると大いに“昭和の人感”がこれから生まれてくるのかもしれませんね、

怖い、、、



しかし、なんか、、、

良い意味でも悪い意味でも“昭和の人”にはならないようにしていきたいような気がしています、



今の時代を生きる、これからの時代を創る、

これまでの正の財産を次の世代へ引き継ぐ、

昭和を懐かしむだけではない生き方をしたい、

とか、感じた次第であります(ちょっと大袈裟)、



来月から始まる「令和」の時代、

気を引き締めて残りの時間(少ないけど)を楽しみたいものです、

【今日のお店:京都市伏見区深草の中華料理「西海」】

師団街道第2軍道の袂にあります、

生粋の街の中華屋さんです、



ボリュームがあることで話題になり、

「皿うどん」とか「チャンポン」、「中華丼」といったファストメニューが人気みたいです、





が、他の一品料理も全部美味しいです、





ボリュームも満点、リーズナブルです、



そして、注文してから出てくるのが早い、

前に団体で入った時に『餃子とか揚げ物は時間が掛かります』と云われた記憶がありますが、




今回、餃子も唐揚げもめちゃくちゃ速いスピードで出てきました(それも笑えるほど速い)、



なかなかインパクトのあるお店です、

お近くへお越しの節はぜひ、



(おまけ)

あ、この辺りの道路に“師団街道”とか“第2軍道”とか、なにやら物々しい名前が付いているのは、

終戦までこの近くに旧帝国陸軍の京都師団(第16師団)司令部があったからです、



子供の頃、「西海」の西側は一面の原っぱで、ワタシたち子供も“練兵場”と呼んでいました、

ほんとうにそこで訓練が行われていたのですね、



現在の聖母女学院の建物が師団司令部庁舎の建物です、

明治古典主義の建築として今も威風堂々の容姿を誇っています、



こちらも一見の価値がありますが、

残念ながら現在は門柵の外からしか観られないようです、



ワタシはここの幼稚園出身(小学校まで男女共学)、

なんか建物の中に入った記憶がぼんやりとあります、