今日はちょっと怒っています^^)
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日本初の高速道路、名神高速道路の小牧IC(愛知県)~西宮IC(兵庫県)が開通したのは1963年(昭和38年)、
今年2023年で開通から60年になる訳ですね、
1964年の東京オリンピック(1回目のやつね)開催に向けて、交通網の整備が急ピッチで進められていた時代、
東京オリンピック開会式は1964年10月10日、
ちなみに東海道新幹線(東京~新大阪)開通は1964年10月1日、ギリ間に合いましたね、
東名高速道路全線開通は意外に遅く1969年でした、
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実はワタシ、名神高速道路を自転車で走ったことがあります^^)
京都南ICから山科方面へ向かう一部区間は高架式では無く土手の上を走る方式(なんて言う方式なのか?知りません)、
そこで、友だち数人と自転車を担いで工事中の土手を登り、
舗装済の開通前の名神高速道路を走った記憶があります、
おおらかな少年時代、
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そして現在、国内の高速道路は日本全国に延伸、総延長は9,000km超になっています、
便利になったものです、
いまや、モノやヒトの移動になくてはならない高速道路、
もちろん有料です、当たり前に有料です、有料でエエと思います、
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しかし、実は高速道路は建設費が償還できれば『無料にします』と国は約束しているのです、
が、その期限は先送りに先送りを重ねてきた歴史があります、
こんな感じ、
いままで9回先送りされています、
現状では2065年に無料化の予定、
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う~ん、無料化しなくてもイイんじゃねえ、
ずっと有料でイイよ、とわたしは思っているのですが、
一旦約束したことなので、国は律儀に、
しかし責任の所在はハッキリさせないまま(個人のイメージです^^)先送りに先送りを重ねてきたのです、
先日、ビックリのニュースを見て耳を疑いました、
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◆高速道路無料化を2115年まで延長!? ⇒
(NHKニュースニュース)
あ、また延長ね、ハイハイ、
また無料化延期の法案を出したのね、で、次は何年まで延長ですか?
2115年ね、はいはい、2115年・・・にせんひゃくじゅう~~ごねん!!??
え~~!!それって今から92年後ですやん!22世紀ですやん!!
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これはもうお役所仕事の典型、無責任にも程があります、
2115年、92年後のことを約束するなんて、あり得ません!!
これはもう国民への約束ではありません、理屈をそのまま文章にしただけ、
政策にも法案にもなり得ない、単なる責任逃れ、責任の先送りです、
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念のため、もう一度書いておきますが、ワタシは“高速道路は有料で良い”と考えています、
一刻も早く無償化して欲しい!という意味で書いているのではありません、
こういう、非現実的な、実現できない約束を法案にする国交省の役人根性が気に入らないので書いているだけです、
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そもそも、この“高速道路2115年無料化”法案が出された背景には2つの要因があります、
1つは元々のお約束があるから、
2つ目はあの悲しい事故です、
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もともと、名神高速道路を建設した時、
有料化による収入で建設費が賄えたら無料化する計画でした、
1963年開通の名神高速の場合、当初は25年後の1988年に無料化の予定でした、
(日本初の有料道路だから、いろんなことが分らなかった時代、致し方なし)
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しかし、その後も高速道路の建設はどんどん拡がっていきます、
建設費もどんどん掛る、その建設費をその度に税金などで調達するよりも『名神高速道路』の収入を充てる方が合理的、という考えが出てきました、
これは正しい発想のように思えます、
そこで出来たのが「料金プール制度」、
これは“国内のすべての高速道路の建設~維持・管理”を一括して(同じお財布で)行おうという制度です、
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つまり、先行した名神や東名のドル箱路線の収入で新しい高速道路を建設出来るようにしたわけです、
そして半世紀以上に渡り、嬉々として建設し、漫然と無料化の先送りを繰り返し(最悪の前例踏襲主義)、
ついに、今やもう、誰もがいつ無料化できるのか?よく分かんなくなってきた、というのが現状です、
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しかし、それでも10年ほど前までは“いつか無料化できる”という淡い期待があったように思えます、
それが潰えたのが、2012年に発生した痛ましい事故、これが2つ目の要因です、
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中央高速道路笹子トンネルの天井崩落事故、
トンネル内天井のコンクリート板が130m以上に渡り崩落、9人の方が犠牲になりました、哀悼、
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この事故により、高速道路の耐久性の脆弱さが露わになりました、
それまで見積もっていたメンテナンス精度では将来に渡り高速道路を維持できない、ということがハッキリしたわけです、
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「コンクリートの構造物は100年持つ」とか聞いたことがありますが、あれは嘘ですね、
マンションなんかでも100年持つとは思えません、
そりゃ、100年後にも筐体(建物)自体は残るかもしれませんが、
人が住む建物としては機能していないでしょう、
水系配管や電気系統がもうボロボロ、その他の住環境機能を考えるとマンションの価値としてはゼロに等しいです、
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高速道路も同様で、100年後に道路の形態は残っているでしょうが、快適で安全な高速道路環境はどうでしょうか?
現状の想定(メンテナンス費用策定)で100年後を担保するのは不可能でしょう、
そこで、より確実なメンテナンスを想定した場合、無料化は92年後の2115年になる、というのが今回の国交省の提出法案です、
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2115年、ドラえもんが2112年生まれだそうです、その3年後に無料化、
そんな先のことは誰も分らないはず、未知の世界です、
そんな92年後のことを無責任に曖昧に約束しようとする国交省の役人根性が気にいらない!!と怒っているのです、
(血圧上がるわ^^)
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誰かいないのですか?
『高速道路の無料化は出来ない、ズッと有料のままで安心・安全な高速道路を維持していきましょう』
これくらい(こんな簡単なことが)云える気概のある役人はいないのか?(いないんだろうな)
たのんまっせ、未来の国交省、22世紀のニッポン、
そうだ!!「どこでもドア」を作ればイイんじゃないの!ねえ、
これで解決!!
(という法螺と同じくらいエエ加減な法案です^^)
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