テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

独酌酔言:高校野球はいったい誰のモノなのか?

2023年04月04日 | 世の中

WBCで盛り上がり、高校野球が終わり、プロ野球開幕!!と、

球春という言葉があるくらい、この季節は野球の季節でもありますね、

年代的には野球世代、子どもの頃のスポーツ遊びといえば野球でした、
(近所遊びにサッカーはなかった^^)

プロ野球も面白いけど、高校野球が好きです、

試合時間が短いし、なにより高校生のひたむきなプレーが素晴らしい

負けたらお終いの一発勝負のトーナメントは否が応でも盛り上がります、

そんな高校野球ですが、、、

開会式の入場行進は観たくありません、

今時、なぜあんな行進を生徒にさせるのか

時代錯誤感満載で観るに堪えられません、

拳を握りしめて、笑顔を見せずに、腕を振り抜き整然と進む行進、、、

どこかの専制国家ですか!?

極端に書くと、神宮外苑の「学徒出陣壮行会」(1943年10月21日)を連想させます、

ホントに止めて欲しい、、、

高校野球がどうもかび臭い世界に閉じ込もっているのは、

「高野連」の古い体質と価値観が根源でしょうね、

昔から高野連は好きになれません、

だいたい「高野連」って一体何なんだ?

という疑問から話を進めるべき時期に来ていると思います、

当たり前のように選手の上に立っている「高野連」、その上から目線は明らかです、

高野連が高校球児を指導していくんだ!!感が溢れています、

ですけどね、本来高野連は、

平和な世の中で、球児たち自身がやりたい野球を思い切り出来る環境を作ってあげる』、

くらいの気持ちで取り組むべきじゃないかと思っています、

生徒を指導するのは親であり、学校であり、先生であり、社会全体であります

もし、高校野球も教育の一環だというのであれば、野球部顧問の方や監督が生徒を指導すべきです、

なぜ?高野連が高校球児を導こうとしているのか?

高校野球は高野連のモノなのか?

分らん、、、

今年の選抜では、あの“ペッパーミル パフォーマンス”が審判から注意されました、

高野連の説明は、、、

◆従来より過度なパフォーマンスは慎むべきと指導してきた

◆(パフォーマンスではなく)試合を楽しんで欲しい

トホホ、、、

いまや、どんなスポーツでもパフォーマンスで喜びを表わすのは当たり前、

いや、競技の一部と言っても過言ではない、

世界広しといえど、パフォーマンスを禁じているのはおそらく“KOKOYAKYU”だけです、

それも、今回のケースでは、試合後に高野連が判断したのでは無く、

試合中に審判が選手とベンチの監督に注意しています、

怖い!!

審判にまで“俺たちが球児を仕切ってるんだ!!”感がまん延しています、

あんたは試合をルールに則って進めるのが役目ですよ、

パフォーマンスが過度かどうか?

それは選手自身、高校球児全体、そして観客が決めること

なにか起こればSNSでいろんな意見が書かれるでしょう、

そこから新たな高校野球の姿が形作られていく、

なんの取り決めや規則がなくても、そうなっていくはずです、

それを何故?高野連の価値観が優先されるのでしょうか

河野太郎デジタル相が今回の件でエエ事を仰っています、要約すると、

大人(高野連)の価値観を押しつけているだけ

(高校球児)自身で決めさせないと、ブラック校則と同じ

まったく同感です、

もう一度書いておきましょう、

高野連は、『高校球児を指導する』『高野連が望む姿を球児に体現させる』のではなく、

『高校球児がやりたい野球を楽しめる環境を作ってあげる』ような高野連に変わらなければなりません、

主催の朝日新聞も毎日新聞も、

政治の世界では常に自由への改革の大切さを朗々と謳い上げているのに、

高校野球に関してはなぜ、高野連の体質の古さを指摘しないのでしょうか?

社内ではアンタッチャブル、高野連批判の記事はタブーになっているのでしょうか?

もしそうならば、大新聞社も古い体質から脱皮しなければなりません、

魑魅魍魎の世界に高校野球を閉じ込めてはいけません

NHKで『高校生・球児自身が考える高校野球・大討論会』みたいな番組を企画したら如何でしょうか?

「18祭」みたいなん、、、ぜひお願いします、

あ、NHKも高野連といざこざは起こしたくないか^^汗)

今大会では、女性マネージャーが初めて試合前のノックをしました、

ま、ほんの少しずつ変化はあるのでしょうが、、、

改革のスピードが遅すぎます、

ちなみに高野連会長は現在65歳、前任者は現在74歳、

おじいちゃんが孫を指導している様なもんです、

会長、21世紀の15歳~18歳の気持ち、分っていますか?

髪型も少しずつ許容範囲が拡がって来たように見えますが、

まだまだ、坊主・スポーツ刈りが多い

球児はほんとにあのアスタイルでのプレーを望んでいるのかな?

プレーをするのに、スポーツ刈りはそんなにメリットがあるのか?

望んでやっているなら無問題です、

でもね、卒業後にプロ野球や大学、社会人で野球を続ける球児たち、

坊主・スポーツ刈りのままでプレーしている姿を見たことがありません

もう、鬱憤を晴らすかのように、、、

ホントはもう少し違う髪型で野球がやりたいんじゃないのかな?

出来れば高野連にこんなコメントを出して欲しいです、

『野球をやる時の髪型は自由です、坊主・スポーツ刈りを積極的には推奨しません』

『みなさん、もっと自由に野球を楽しんで、青春を謳歌してください

こんな高野連なら応援してあげるんだけどなあ、、、



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