なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事80~
先週の陽性率は3.1%(前週4.6%)へ減少、3月末以来の低水準、安全水域へと入りました、マスクを外せるのはいつ?リバウンド第5波・ワクチン接種・五輪開催と三つ巴のチキンレース
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6月6日までの1週間の陽性率は3.1%(前週4.6%)と3月末以来の低水準に、
どうやら、安全水域に入り始めたと考えて良いと思います、
検査数は増、感染者は前週より9000人弱減少、第4波もやっと収束への道筋に乗ったようです、
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独酌酔言的予測感染ピークをあっさり越えてしまった沖縄も、どうやらピークを過ぎ減少局面へ入ったようです、
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高齢者へのワクチン接種もエンジンがかかってきました、
接種回数は1日@50万回を越えましたが、まだまだ1日@100万回には届きません、
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◆新規陽性者数と陽性率
陽性率 検査数 新規陽性者数
3月21日 2.3% 375025 8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日 3.0% 364712 11211人
4月4日 4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日 5.4% 381306 20536人
4月18日 5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日 6.0% 539640 32585人 ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日 6.4% 542061 34811人
5月9日 7.8% 457873 35802人 ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日 6.8% 658101 44961人 ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日 5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日 4.6% 589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日 3.1% 602455 18649人
(厚労省HP日報から算出)
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◆沖縄も含めて第4波は収束の方向へ、
しかしこれから、リバウンド・ワクチン接種・五輪開催という三つ巴のせめぎ合いが続きます
大阪府の第4波感染ピークから推察する日本の1日@感染ピークは10万人あたり14人程度、
(何度も書いている『なぜか欧米より低い東アジアでの感染ピーク』が影響?)
と、独酌酔言的な予測をしております、
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今週も一応確認、予想感染ピークと先週1週間の最大値実績と比較すると、
人口 予想感染ピーク 第4波最大値 先週の最大値
東京都 1395万人 1953人 1121人 508人(6/3) このまま逃げ切れるか微妙?五輪の影響は?
大阪府 885万人 1200人 1260人 226人(6/3) 安全水域に入り始めました
愛知県 752万人 1052人 679人 305人(6/1) ピークアウト中
福岡県 513万人 718人 634人 116人(6/2) 安全水域入口
北海道 527万人 734人 727人 317人(6/2) ピークアウト入口
広島県 284万人 398人 237人 70人(6/2) 安全水域入口
岡山県 188万人 263人 189人 37人(6/2) 安全水域入口
沖縄県 146万人 204人 335人 297人(6/2) 未だ予想ピーク越えも減少局面へ入る
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大阪のピークが基準です、
沖縄は未だ予測感染ピークを越える感染者(週間最大値)が発生していますが、感染拡大は収まりつつあります、
緊急事態宣言対応に加え、県立学校83校の一斉休校(6月20日までの2週間)が始まり、
ここでなんとか感染拡大を押さえ込みたい局面です、
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全国的にはなんとか第4波は収まりつつあります、
しかし、生活が元に戻ったら第5波は必ず来ます、第4波でお仕舞いという訳ではありません、
変異株の動きも気になります、
そして、五輪開催というマイナス要素・懸念材料があります、
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第5波は防げるかどうか?
これからもしっかりと日常生活での感染対策(マスク着用・3密の回避・手指の消毒)が基本、
そして、これからは大きな味方=ワクチン接種という騎兵隊の登場です、
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◆ワクチンの効果、発症・重症化予防に加え、感染予防効果もあるかも!??
(ここ、大切です)
やっとエンジンが掛ってきた国内でのワクチン接種、
ワクチンの接種により発症・重症化がとても高い確率で防げることは実証されつつあります、
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さらに、ファーザー社製のワクチンでは『感染そのものも防ぐ効果』があるという研究データも示されています、
これはとても重要な朗報です、
もし、ワクチンに感染自体を予防する効果があるならば、
ある程度ワクチン接種が進めばマスクははずす事が出来る時が来るかもしれません、
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◆素朴な疑問、ワクチン接種してもマスクは外せないのはなぜ?
先日、知り合いが、
『ワクチンを接種してもマスクを外せないなら意味が無い』という趣旨の発言をSNSでしていました、
これはワクチンの効果に関する誤認というか、正確に認識していないから起きる疑問です、
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分かりやすく書くと、、、(これ、このサイトの基本^^)
ワクチンは疑似感染を起こすことで体内に抗体を発生させ、そのウイルスに感染したときの発症や重症化を防ぐためのものです、
つまり、ワクチンを接種した後も感染するかもしれないのです、
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感染しても発症しない=無症状感染者になる可能性があるので、
ワクチンを接種したからといって、
いきなりマスクを外すと、他のワクチン未接種者にウイルスを移してしまうリスクがあるのです、
感染と発症は別なのです、
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だから、接種してもマスクは外せません、
マスクが外せるようになるのは、コロナ感染流行自体が相当のレベルまで低く抑えられるようになったときです、
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しかし、前述のようにファイザー社のワクチンには感染自体を予防する効果もあるかもしれない、というデータも出ています、
これは感染拡大を早期に収束させる戦力になります、
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マスクを外せるのはあくまで国内全体の感染レベルが相当低くなってから、
独酌酔言的な予測を書くと・・・
ひょっとすると2021年末~2022年春頃には日本もマスクを外せるようになるかもしれません、
詳細は後述、
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1日の感染者数が4人(6月5日)まで減少、6月15日からマスク着用義務を解除する予定です、
これくらいのレベルがマスク着用義務解除の基準かなと考えます、
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◆ワクチン接種は順調に拡大も、1日@最大約50万回程度
やっとエンジンが掛ってきたワクチン接種、
国の大規模接種会場も軌道に乗ってきました、
さすが自衛隊です、大きな混乱もなく粛々と任務を遂行して頂いています、感謝、
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これを追うように自治体の大規模接種も加速中、
首相官邸HPでは『ワクチン接種これいいね。自治体工夫集』というページも出来ています、
各自治体の実施例・共有成功例の情報共有ページです、
やれば出来るじゃないですか、こういう情報の共有はとても大切です、
なんか、やっと出来てきた感があります、
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さらに、企業単位・学校単位での接種実施のための申請も6月8日から始まります、
大手企業や大学が名乗りを上げていく模様です、
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このような重層的な接種展開により、高齢者以外への接種も複層的に前倒しで進行、
なんとか、年内に全国民の接種率70%、感染者数を極少数に押さえ込めれば、マスクは外せるかもしれません、
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◆高齢者のワクチン接種メーター、1日@何回打てば良い?
累計接種数 高齢者の累計回数 この1週間の回数
5月10日 約42万回
5月16日 約 98万回 56万回
5月23日 約234万回 136万回
5月30日 約498万回 264万回
6月6日 約900万回 402万回
(首相官邸HP発表数字)
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直近の6日間で高齢者接種回数は、最高1日@50万回程度、
7月末まであと55日、3600万人×2回接種=7200万回、
7200万回-900万回÷55日=1日平均@114.5万回の接種が必要です、
週の必要接種数が1日平均@108万回でしたから、6.5万回増えてしまいました、
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自治体も企業学校も頑張っていますが、ハードルはどんどん上がっていきます、
ここが頑張り所です、
これからは企業(とくに利益をたくさん出している大企業のボランティア的接種拡大)や大学の活躍に期待します、
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◆このまま接種が進めば、いつ頃マスクが外せるのか?
これだけはなんとも云えませんが、、、
一応、独酌酔言的な予測計算をしてみましょう、
といっても、簡単な四則計算だけですが^^)
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(仮定) 人口の70%がワクチンを2回接種を完了した時点でマスクが外せるとしたら
(必要接種数) 1億2536万人×0.7×2回接種=1億7550万回の接種が必要
(1日の接種数) 仮に今後の1日接種平均回数を100万回と仮定すると
1億7550万回÷1日100万回接種=175日
今日から175日後は、、、2021年11月30日です、
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なるほど、、、
実際にはまだ1日100万回接種の実力が無いので、もう少し掛りそうですが、
でも、このまま日本が頑張ったなら、2022年冬~春にはマスクを外せる日が来るかもしれません、
それまで、気を抜かずに頑張りましょう、
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◆当面の最大の懸念材料、不確定要素、それは五輪開催
どうやら、このままなし崩し的に五輪を開催してしまいたい政府、
菅さんは繰り返し“安心安全に開催できることが条件”であると発言されていますが、
その具体的・科学的な必要十分条件は一切示されていません、
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開催の安全を担保するのは感染者数なのか?拡大傾向指数なのか?
観客は入れるのか?無観客なのか?
入国管理体制、検査態勢、医療体制は整うのか?
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開催まで1カ月余りとなった今現在でも、何一つ確かなことはありません、
それでも、なんとなく“このままゴリン押しで開催”的なムードに入ってきました、
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さて、冒頭に書いた三つ巴の接近戦、チキンレースです、
規制緩和でのリバウンド第5波への恐怖、
騎兵隊ワクチン接種の進捗状況、
そして、実態が見えない五輪開催の影響、
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もし、五輪が中止になっていれば、年内のコロナ対応の戦略がもっとハッキリ見えていたと思います、
唯一の不確定要素、五輪開催、
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この指数が入ってくることによって、どんな変化が起こるのか?
2021年末の様子にどんな変化を与えるのか?
やる限りは五輪の成功を祈ります、
そのためにも、菅さんはきちんとした全体イメージを持って五輪開催とコロナ対策の両立を実現しなければなりません、
頼むで~~、ホンマに、
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