テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

独酌酔言:ワタシは悪筆です、間違って憶えた書き順ももう直りません

2023年06月20日 | 世の中

白状します、ワタシは字が下手です、相当悪筆です、

小学校の通信簿?通知簿?(いずれも死語か?今もあるのかな?)で、

担任の先生がワタシの悪筆について相当辛口なコメントを書かれていたのを思い出します^^)

いや、とても良い先生だったので、当時としてはそんな風に書くのが当たり前だったのでしょう、

長い会社員生活で字を書く機会が多く、悪筆も少しは改、少しはマシな字を書けるようになったかな?

でも、綺麗な字を書かれる人の字と比べると、酷いものです、

綺麗な字を書かれる人のメモとかを見ると、もう羨望のまなざしキラキラです、

書き順を間違っている字も多いです、

これはもう直りませんね、

分りやすいところではこの字、

念のため、正しい書き順はこちら ⇒

これは結構間違って覚えてしまった方も多いのでは?と思ってしまいます、

間違っている事を認めたくない場合によくある『同類を求める志向性』です、

子どもの『誰々クンもこうやっているし!!』みたいな言い訳です、

さらには『書き順なんか必要無いんじゃない!?』という、

出来ないことを否定する『現実逃避』な気持ちも沸き起こってきます、

なんで“書き順”が必要なのか?だいたい、誰が決めたのか?

とか、自分に出来ないモノの存在自体を否定する『現実逃避』です、

で、調べてみると・・・

現在の書き順は1958年(昭和33年)、当時の文部省が作成したモノが現在も使われています、

制定の目的は、

「学習の指導をする際に混乱を来さないために筆順をできるだけ統一する」ということになっています、

うん、如何にも律儀な感じです、と、斜に構える悪筆・書き順間違い男^^)

そして、なんと同じく文部省(当時)「筆順始動の手引き」では、

筆順はあくまで指導に混乱をきたさないためのモノで、

「筆順を誤りとしたり否定したりしない」とも書かれているそうです、

でしょう、でしょう、間違いとはしない!!のだ、

なるほど、イイんじゃない!!

と、悪筆・書き順間違い男も息も息を吹き返す情報もゲットしました、

そして、正しい書き順で書くメリットとして、次の3つが挙げられています

漢字が早く書ける 
綺麗な漢字が書ける
漢字を覚えやすくなる

なるほど、①は書き順の合理性ですね、納得、

そして②だ!!

そうなんだ、書き順は美しい字を書くためにも役立つんだ、

なるほど、腑に落ちました!!

間違った書き順で書いているから、ワタシの字は汚いのだ、美しくないのだ、

く~~、泣けてきた~~、、、、

そして、③はちょっと分りにくいのですが、

正しい書き順を覚えると、部首やつくりへの理解が深まり

「知らない漢字も覚えやすい」ということだそうです、

なるほど、パーツの意味なり機能を理解すると、全体像も見えやすくなるということか、

これもなんとなく分るような気がします、

ワープロが出始めた1980年代後半以降、ほとんど自筆で長い文章を書くことがなくなった現在、

書き順も気にすることはなくなりましたが、

やはり、綺麗な字を書きたい!という欲求はあります、

字が綺麗になるなら書き順もチャンと覚えよう、ね、

ペン習字でも習うかな、、、

でもね、この2文字の書き順の違いは納得できない

この2文字を見る度に、やはり書き順は要らない!!とか思ってしまいます^^)


正しい書き順


正しい書き順

どうよ、これは!?

ひっかけ問題か!?



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