このところ、また、よう来てるんですわ、
ええ、京橋ならね、ここが多いですな、
『きむらや』がね、なかなか入れない、ちゅうのもあるんですけどね^^)、
、
似た名前の店が2軒ありますけど、国道沿いの方の店ですわ、
随分昔からの立ち呑み、
ワタシもね、こういう立ち呑み巡りを趣味にする随分前にね、
ここに連れて来てもらったんです、
、
なんちゅうか、老舗、王道の角打ちですわな、
ほなまあ、カンパ~イ、ちゅうことで、、、
、
、
ところでね、またしょうもない話ですけど、ちょっと聞いてもらえます?
、
この前ね、たまたま本読んでたらね、英語で“脱帽”の事をね、
なんと“hat off to you”とも云うんですわ、
、
そのままですやん!
は~、言葉が違ってもね、異国の人も考えることは一緒か、と感心したんですわ、
、
でね、よう考えるとね、、、
日本人が帽子を被るようになったんは明治以降、
そうすると“脱帽”と云う表現も、英語が先で、日本語は明治以降に出来たんか!!
って、閃いたんですわ、
これは発見とちゃいますか!!ねえ、
、
けどね、、、ちょっと調べると、これがまたややこしいですわ、
、
どうも、、、“脱帽”の語源は、中国から来てるようなんですわ、英語語源ではないようです、
一瞬、新発見かと思いましたけどね、
、
でね、他にこう、なんというか、身につけるもので、似た例え表現はないかと思いましてね、
調べてみたんです、
、
すぐ思いつくのが“袖の下”ですわ、
これは英語で“under the table”、やっぱりやましい金は隠すんですな、
、
ほかにはあんまりなかったですな、
“勝負は下駄をはくまで分からない”、
これは囲碁関係が語源みたいですが、英語には下駄に似た例え表現はないですわ、
、
“帯に短し襷に長し”、これも英語には似た例えはない、
、
ちゅうか、もう日本人でもこの感覚、若い人には分からへんのとちがうかな、
襷は駅伝で知ってるかもしれんけど、
帯に長さを知ってる若い人って、少ないですわな、
、
で、思い付いたんですけどね、
どう考えても面白いのが“必死のパッチ”、
、
これ、関西ではよう使いますよね、
君、東京出身やったね、関東ではどう?、、、
あんまり使わない、、、やはり、そうらしいですな、
、
この“必死のパッチ”の語源、
もっともらしいのは将棋関係の隠語という説、桂馬の両取りのパッチね、
これがまあイチ押しみたいですけどね、
、
他にも諸説いろいろありましてね、
ええ、いろいろあるんですわ、諸説、、、
、
ワタシが好きなんはね、こういうなんです、
着物を着てる時にね、『パッチが見えるくらい必死で走る』、
『尻からげをしてパッチ姿で必死で走る』ちゅう説なんですわ、
、
これこそ明治以降でしょう、パッチやからね、江戸時代にはありませわな、パッチ、
なんか、こう~、その必死さが伝わってくる、情景がこう浮かぶでしょ、
、
え?“尻からげ”ってなんですか??ってか、
、
そうかあ、それも分からんのやね、
あれやがな、見たことあるでしょう、着物をこうね、まくり上げて帯に差し込む姿、
あれが“尻からげ”ですやんか、
、
そうそう、吉本新喜劇で間寛平がやってるアブナイお爺さん、あの人が尻からげしてますわ、
あの爺さんこそ必死のパッチでしょ、
こう、尻からげして、ね、こう、ステッキを振り回して、
こう、バン!バン!とこうね!!バン!バン!
、
え!?お客さん、店内で暴れんといてください!!ってか、、、
ああ、ちょっとこう、興奮してしまいました、
必死のパッチでね、こう、、、バン!バン!と、、、スンマセン~
、
、
【今日のお店:京橋立ち飲み「岡室酒店」】
初めて行ったのが2001年頃、ある仕事でお世話になった方に連れてっていただきました、
京橋の国道1号線沿いの店です、
俗にいう“立ち呑みストリート”には「岡室直売所」がありますが、
それとは違う店、ルーツは同じみたいですけどね、
、
こちら「岡室酒店」は老舗感満載、王道の角打ちです、
料理も豊富であれこれ楽しめます、
日本酒はコップ酒、
キャパもそこそこある、女性客も多いので安心です、
、
そうそう、もう10年以上前になるかな、
サントリーの焼酎「それから」のCMで木村クンと大西ユカリさんが共演した時も、
この店でロケやってましたね、
ちらっと、知ってる顔が写ってましたわ、
、
とにかく、気分穏やかにゆっくり飲めるエエ店です、
1回、行ってみてください、
、
、
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます