わが部署では最近、館内のシステムを新しくした。
本格的に仕事に使い始めた今週はもちろん、それ以前から様々な業者の方が何人も行き来している。
何度もテストをして万全を期したつもりのセットアップも、不具合が見つかって仕事が思うように進まない日もあった。
個人宅でのPC1台2台のトラブルとはスケールが違うから、完全に軌道に乗るまでは部署の上も業者さんも気が気でないだろう。
機械としての処理能力(速度)がかなり上がったことは確かで、相変わらず出荷量は多い状態ながら意外に思えるほどに早い時間に収束した。
以前のシステムがかなり年数も経ち陳腐化していたとはいえ、会社がコストをかけて現場の負担を少しでも減らそうとしてくれていると思えば、最大限有効に使っていく努力をするのは当然だ。
私も担当している自動倉庫は、出荷ラベルを出す機械の入れ替えはあったものの、作業スピードという点では恩恵は受けないポジションである。
3台ある自走台車そのもののスピードを上げることは製品をより大きな危険にさらすことになるのでできない。
効率の良くなった他のセクションとの時間的なバランスがこれまでとは若干食い違ってくることも考えられる。
他セクションどうしの話し合いがほとんどないという異常な状況にある部署にあって、今回のシステム変更を契機にして根本的に「日々のあるべき進め方」について意見を交わす機会があっていいのだろうと思う。
しかし、今週に入ってから自動倉庫が関係するトラブルが連発していて、私のいるセクションは毎日肩身が狭い。
そのどれもが、システムが変わったからなどという言い訳が通用しない初歩的なヒューマンエラーばかりである。
数十秒か数分の気遣いをケチったために、貴重な製品を何回落下させ、いくつダメにしてしまったか。
安全を後回しにして効率を優先するという某国の新幹線のようなマネをするから痛い目に遭わなくてはならないのだが、回数が多すぎてもう見飽きてしまい心配する気にもならない。
何度言われても同じミスを繰り返すのはオトナの人間がすることではない。
学習能力ということで言えば、インコやチンパンジーのほうがよほどマシだ。
今日は、日頃から何かと間違いの多いM氏が、ある製品を一個多く運送業者に出してしまった。
自動倉庫の経験はまだ浅いが、慣れているはずのセクションに行ってもミスが多いことは伝わっている。
もはや何かを起こさない日はないと言ってもよい今の状態では、やがて館内で任せられる仕事がなくなってしまうかもしれない。
仮に50歳で外に放り出されたとして、氏の日頃の集中力とスキルでは少なくとも現場仕事はどこも無理だし、そうでなくても次がすぐに見つかるほど今の世間は甘くない。
それくらいの危機感を持ってもらわないことには、もはやどうしようもない段階にきている。
明日は私が自動倉庫を担当する。
どんなに優れたシステムがあっても、人間が最後を詰めないとどうしようもない。
少なくとも自らのミスによって作業がいたずらに遅れたりしないように今まで同様気をつけたいと思う。
本格的に仕事に使い始めた今週はもちろん、それ以前から様々な業者の方が何人も行き来している。
何度もテストをして万全を期したつもりのセットアップも、不具合が見つかって仕事が思うように進まない日もあった。
個人宅でのPC1台2台のトラブルとはスケールが違うから、完全に軌道に乗るまでは部署の上も業者さんも気が気でないだろう。
機械としての処理能力(速度)がかなり上がったことは確かで、相変わらず出荷量は多い状態ながら意外に思えるほどに早い時間に収束した。
以前のシステムがかなり年数も経ち陳腐化していたとはいえ、会社がコストをかけて現場の負担を少しでも減らそうとしてくれていると思えば、最大限有効に使っていく努力をするのは当然だ。
私も担当している自動倉庫は、出荷ラベルを出す機械の入れ替えはあったものの、作業スピードという点では恩恵は受けないポジションである。
3台ある自走台車そのもののスピードを上げることは製品をより大きな危険にさらすことになるのでできない。
効率の良くなった他のセクションとの時間的なバランスがこれまでとは若干食い違ってくることも考えられる。
他セクションどうしの話し合いがほとんどないという異常な状況にある部署にあって、今回のシステム変更を契機にして根本的に「日々のあるべき進め方」について意見を交わす機会があっていいのだろうと思う。
しかし、今週に入ってから自動倉庫が関係するトラブルが連発していて、私のいるセクションは毎日肩身が狭い。
そのどれもが、システムが変わったからなどという言い訳が通用しない初歩的なヒューマンエラーばかりである。
数十秒か数分の気遣いをケチったために、貴重な製品を何回落下させ、いくつダメにしてしまったか。
安全を後回しにして効率を優先するという某国の新幹線のようなマネをするから痛い目に遭わなくてはならないのだが、回数が多すぎてもう見飽きてしまい心配する気にもならない。
何度言われても同じミスを繰り返すのはオトナの人間がすることではない。
学習能力ということで言えば、インコやチンパンジーのほうがよほどマシだ。
今日は、日頃から何かと間違いの多いM氏が、ある製品を一個多く運送業者に出してしまった。
自動倉庫の経験はまだ浅いが、慣れているはずのセクションに行ってもミスが多いことは伝わっている。
もはや何かを起こさない日はないと言ってもよい今の状態では、やがて館内で任せられる仕事がなくなってしまうかもしれない。
仮に50歳で外に放り出されたとして、氏の日頃の集中力とスキルでは少なくとも現場仕事はどこも無理だし、そうでなくても次がすぐに見つかるほど今の世間は甘くない。
それくらいの危機感を持ってもらわないことには、もはやどうしようもない段階にきている。
明日は私が自動倉庫を担当する。
どんなに優れたシステムがあっても、人間が最後を詰めないとどうしようもない。
少なくとも自らのミスによって作業がいたずらに遅れたりしないように今まで同様気をつけたいと思う。