高知での目的を果たし、次は徳島県に入ることにした。
都道府県訪問のルールとしては、列車なら改札を出て何らかの行動をとるというしばりは作っているが、訪れる場所はその県の領域であればどこでもよしとしてきた。
県庁所在地は必須などと条件をつけるのは、大部分を富山という田舎から出向いてきた身には厳しすぎる。
この日は当初、祖谷のかずら橋に行くつもりで大歩危(おおぼけ)駅でひとまず下りた。
駅前には列車に接続して祖谷渓に向かうバスが待っているはずだったが、待っていないどころか気配すらない。
あらためて時刻表を見直すと「4月~11月の土日・休日運転」とあった。
1月は、私が乗りたかった時間帯にはバスは運行されていなかった。
大歩危駅で大ボケという漫画のような展開になってしまった。
駅前には見事に何もなく、次の列車までは1時間ほど空くので、仕方なく大歩危峡近辺を散策することにした。
幸い周辺は全国的にも有名な景勝地なので、ぶらぶら歩きで景色を眺めているだけでも気持ちよかった。
2枚目の写真にもあるように、水の透明度にはただただ感心。


予定が早まったので、大歩危から特急で20分ほどの阿波池田駅で下りた。
池田という名前の通り、もともとは池田町、現在は市町村合併によって三好市の一部となっている。
この地で有名なものといえば、やまびこ打線で甲子園を沸かせた池田高校がある。
案内図を見ると駅からわりあい近かったので、校舎の前まで行ってみることにした。
校舎の前からは旧池田町の市街地を見下ろすことができた。


阿波池田駅から池田高校までは徒歩で10分くらいであるが、校舎に行くまでには長い階段を登る。
それだけ平地が少ない、文字通り山あいの町だ。
決して大きくはない町の高校が全国制覇まで成し遂げたことは、ひとえに故・蔦文也監督の力が大きい。
町おこしのために「つたはーん」というキャラクターまでいるくらいだから(自前の画像がないので検索されたし)、その影響力がうかがい知れる。
時間的には短いながら徳島県を首尾よく訪問でき、次は香川県である。
目的は金刀比羅宮を参拝することだった。
予定が早まったため、11日に参拝する段取りを繰り上げることにした。
JR琴平駅を下り、歩いて10分ほど行くと、本堂まで785段にもなる石段のスタートである。
じっとしていると寒く、しかし登っているとだんだん暑くなってくる。
中には1月とは思えないような薄着になっている人もいたが、いかに道のりが厳しいかということだ。
本堂と、本堂そばの広場から撮った景色の写真を載せる。(本堂は横からのアングル、正面から撮ることは禁止されていた)


道中で分かったことだが、金刀比羅宮の縁日は毎月10日であった。
大歩危でのハプニングで予定が早まったことで、縁日にあたる日に参拝できてよかったと思う。
ここまでで旅の目的はほぼ終了、全国47都道府県のうち、行っていない県はあと3つとなった。
11日はもうオマケのような感じにはなったが、当初予定にはなかった高松市街を組み入れることだけを決めて次の日に備えたのであった。
都道府県訪問のルールとしては、列車なら改札を出て何らかの行動をとるというしばりは作っているが、訪れる場所はその県の領域であればどこでもよしとしてきた。
県庁所在地は必須などと条件をつけるのは、大部分を富山という田舎から出向いてきた身には厳しすぎる。
この日は当初、祖谷のかずら橋に行くつもりで大歩危(おおぼけ)駅でひとまず下りた。
駅前には列車に接続して祖谷渓に向かうバスが待っているはずだったが、待っていないどころか気配すらない。
あらためて時刻表を見直すと「4月~11月の土日・休日運転」とあった。
1月は、私が乗りたかった時間帯にはバスは運行されていなかった。
大歩危駅で大ボケという漫画のような展開になってしまった。
駅前には見事に何もなく、次の列車までは1時間ほど空くので、仕方なく大歩危峡近辺を散策することにした。
幸い周辺は全国的にも有名な景勝地なので、ぶらぶら歩きで景色を眺めているだけでも気持ちよかった。
2枚目の写真にもあるように、水の透明度にはただただ感心。


予定が早まったので、大歩危から特急で20分ほどの阿波池田駅で下りた。
池田という名前の通り、もともとは池田町、現在は市町村合併によって三好市の一部となっている。
この地で有名なものといえば、やまびこ打線で甲子園を沸かせた池田高校がある。
案内図を見ると駅からわりあい近かったので、校舎の前まで行ってみることにした。
校舎の前からは旧池田町の市街地を見下ろすことができた。


阿波池田駅から池田高校までは徒歩で10分くらいであるが、校舎に行くまでには長い階段を登る。
それだけ平地が少ない、文字通り山あいの町だ。
決して大きくはない町の高校が全国制覇まで成し遂げたことは、ひとえに故・蔦文也監督の力が大きい。
町おこしのために「つたはーん」というキャラクターまでいるくらいだから(自前の画像がないので検索されたし)、その影響力がうかがい知れる。
時間的には短いながら徳島県を首尾よく訪問でき、次は香川県である。
目的は金刀比羅宮を参拝することだった。
予定が早まったため、11日に参拝する段取りを繰り上げることにした。
JR琴平駅を下り、歩いて10分ほど行くと、本堂まで785段にもなる石段のスタートである。
じっとしていると寒く、しかし登っているとだんだん暑くなってくる。
中には1月とは思えないような薄着になっている人もいたが、いかに道のりが厳しいかということだ。
本堂と、本堂そばの広場から撮った景色の写真を載せる。(本堂は横からのアングル、正面から撮ることは禁止されていた)


道中で分かったことだが、金刀比羅宮の縁日は毎月10日であった。
大歩危でのハプニングで予定が早まったことで、縁日にあたる日に参拝できてよかったと思う。
ここまでで旅の目的はほぼ終了、全国47都道府県のうち、行っていない県はあと3つとなった。
11日はもうオマケのような感じにはなったが、当初予定にはなかった高松市街を組み入れることだけを決めて次の日に備えたのであった。