週の真ん中、水曜日までが終わった。
仕事は相変わらず変わったことはなく、日々淡々と過ぎている。
今週はどちらかというと内部向けの書類を仕上げるほうに時間を使っている。
最近は個人の目標設定や行動規範の世界で、小難しいアルファベットを冠した書類が増えた。
街の書店に行けば、世界に冠たる当地の某自動車メーカーや某家電業界大手を題材にした、「P××A経営の真髄」(あえて伏字)などと謳った書籍が目に飛び込んでくる。
どこがそういった経営の発祥なのかはハッキリしないが、多くの企業が参考にして導入をしているようだ。
こういった計画や書類は、実際の個々人の行動に生かされてこそ意味を持つが、書類や計画が作られているかだけがチェックの対象になっているようでは形骸化のそしりを免れないと思うし、実際にはそれどころではないという企業の方が多いのかもしれない。
さて、体内時計ならぬ何だという話だが、職場という空間にいると日々わずかずつではあるが「体内磁石」とでも呼べるものが狂ってくる。
長年ひとりの人間として生きてきて「当たり前」だとか「常識」だと思っていたことが疑わしくなってくる。
サラリーマンならいわゆる「周囲」がころころ変わるのはそれこそ当たり前で、働く場所が変われば周囲の人間も変わる。
周囲との折り合いはもちろん大事だが、必要以上、あるいは過剰に適応しようと思えば自分自身を見失う危険がある。
仕事が日々回ることを前提に、深入りし過ぎてはいけない部分はしっかり見定めて、周囲の、特に悪しき部分には染まらない心がけが必要になる。
それができず流されてばかりでは、磁石が磁石の役割を果たさなくなってしまう。
私のいる環境は非常に体内磁石が狂いやすいところで、土日の休みだけでは修正が効かないこともある。
場合によっては週の真ん中であっても外に出て、会社の看板を外して会社以外の人との会話を持ちたくなってくる。
週末のいわゆる「花金」よりは水曜や木曜に外に出る機会も私は多い。
短時間ではあっても、会社とは関係の無い場所に身を置いて、違う分野の人と話して磁石を修正しなくてはならないのだ。
そうやって外に出た翌日というのは不思議と、例えば納品にやってくる業者さんに対する当たりが柔らかくなっていたり、周囲に対する言葉もトゲが取れていたりすることが多い。
磁石が狂った状態でイライラを抱えて人に接してもいいことは何もない。
薄給の身でメリハリは当然必要でも、おかしいなと感じたら外に出て、いったんただのオヤジに戻るのが当面はいいようである。
仕事は相変わらず変わったことはなく、日々淡々と過ぎている。
今週はどちらかというと内部向けの書類を仕上げるほうに時間を使っている。
最近は個人の目標設定や行動規範の世界で、小難しいアルファベットを冠した書類が増えた。
街の書店に行けば、世界に冠たる当地の某自動車メーカーや某家電業界大手を題材にした、「P××A経営の真髄」(あえて伏字)などと謳った書籍が目に飛び込んでくる。
どこがそういった経営の発祥なのかはハッキリしないが、多くの企業が参考にして導入をしているようだ。
こういった計画や書類は、実際の個々人の行動に生かされてこそ意味を持つが、書類や計画が作られているかだけがチェックの対象になっているようでは形骸化のそしりを免れないと思うし、実際にはそれどころではないという企業の方が多いのかもしれない。
さて、体内時計ならぬ何だという話だが、職場という空間にいると日々わずかずつではあるが「体内磁石」とでも呼べるものが狂ってくる。
長年ひとりの人間として生きてきて「当たり前」だとか「常識」だと思っていたことが疑わしくなってくる。
サラリーマンならいわゆる「周囲」がころころ変わるのはそれこそ当たり前で、働く場所が変われば周囲の人間も変わる。
周囲との折り合いはもちろん大事だが、必要以上、あるいは過剰に適応しようと思えば自分自身を見失う危険がある。
仕事が日々回ることを前提に、深入りし過ぎてはいけない部分はしっかり見定めて、周囲の、特に悪しき部分には染まらない心がけが必要になる。
それができず流されてばかりでは、磁石が磁石の役割を果たさなくなってしまう。
私のいる環境は非常に体内磁石が狂いやすいところで、土日の休みだけでは修正が効かないこともある。
場合によっては週の真ん中であっても外に出て、会社の看板を外して会社以外の人との会話を持ちたくなってくる。
週末のいわゆる「花金」よりは水曜や木曜に外に出る機会も私は多い。
短時間ではあっても、会社とは関係の無い場所に身を置いて、違う分野の人と話して磁石を修正しなくてはならないのだ。
そうやって外に出た翌日というのは不思議と、例えば納品にやってくる業者さんに対する当たりが柔らかくなっていたり、周囲に対する言葉もトゲが取れていたりすることが多い。
磁石が狂った状態でイライラを抱えて人に接してもいいことは何もない。
薄給の身でメリハリは当然必要でも、おかしいなと感じたら外に出て、いったんただのオヤジに戻るのが当面はいいようである。