blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

油断禁物

2018-04-05 22:33:23 | 日記
思いもかけない休養生活も、はや十日間を過ぎた。
今回は、アレっと思った時にはかなり重いものが来ていて、先週月曜朝の段階ではどうにもならなくなっていたのが実情である。
わずか二、三日の間に、主治医の前でも取り乱すような状態まで落ちてしまい、いつもはにこやかなお医者様もさすがにあわててしまうような有様であった。

二年半当地でほぼ休まずがんばってきたのに結果的にまた体を崩したショックに加え、当地に来る直前に「今度同じことになったら他に紹介できる場所が…」的なことを当時の某エライさんに言われていたことがずっと引っかかっていて、「辞めなきゃいけないのかな…」という極限の不安が重なっていた。
その後、事業所出入りのお医者様や部の上司とも直接話し、当時のその言葉は深く考えず、まずは調子を戻すことに集中してほしいということになり、段取りを踏んで今こうして時間をいただいているところである。

体の状態を地震に例えるのはあまり適当ではないと思うけれど、今回は自分でも兆候が分かりにくい「直下型」であった。
年明けからの激変から解放され、本担当も首尾よく終わらせ金曜の夕方までたどり着き、さあ後は締めの週をしっかり、と思っていたところにいきなり「本震」がやって来て身動きが取れなくなるなど考えもしなかった。
期の締めくくりは何度も担当して慣れているはず、初めてのエリアではあったが大きな不安はなかった。
思いのほか、特に年明けからのリズムの変化が負担となり、3月の最終週を迎える直前に体が悲鳴をあげてしまったのは大変残念なことであった。

ここまでは外出は必要最小限の買い物程度にとどめ、ひたすら休むことに専念した。
本震が来てまだ一週間あまり、外は初夏のような陽気が続いていても、横になっているのに頭が重くてゼーゼー言っている状態ではまず外に出ようという気にもならない。
ここ二日ほどは、目立って重い症状は出ず、ヒノキ花粉がしつこいことから来る鼻のムズムズのほうが気になったくらいだから、体の疲れはだいぶ取れて来たように思う。
ただ、本震があれば当然「余震」への警戒は必要で、少し上向いたからと急に動き出すとまた余計な疲れをため、状態が逆戻りということにもなりかねない。
過去、発症からかなり時間を置いて急なぶり返しや揺り戻しに苦しんだ経験からも、まだ本震から十日程度の今の段階では、多少調子がいいと思っても無理矢理に活動的になるのは避けたほうがいいだろう。

せっかく貴重な時間をいただいているので、繰り返しにはなるが、自らの「がんばり方」について深く思いを致し、来たるべき復帰以後は気持ちの波をできるだけ少なくしていければと考えている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする