昨日は、梅雨の晴れ間で絶好の行楽日和となった。
金曜日に飲むことの多い私だが今週はそれをせず、ゆっくり休むことにした。
土曜は特別早くに目が覚めたわけではなく、しばらくは自宅でのんびりとしていたが、前々から行きたかった徳山ダム(岐阜県揖斐川町)を目指すことにして車を出した。
出た時刻もそれほど早くなく、とりあえずは大垣までは高速を使ってそこからは国道417号線をひたすら北上、徳山ダムの入り口にまでたどり着いた。
しかし、国道417号線は徳山ダムによってできた徳山湖の奥まで続いていて、最終的には行き止まりとなる。
ダム見学よりも前にその行き止まりまで車を進めることにし、トンネルが多いながら走りやすい道を行った。
行き止まり地点はトイレがあるだけで他には何もないが、大型バスも転回できるスペースが設けられていた。
福井県との県境まで数kmというところ、今は福井県鯖江市側とをつなぐ工事が端緒についたところのようだった。
岐阜県と福井県を結ぶ国道は、郡上市から大野市に抜ける158号線と、本巣市からやはり大野市に抜ける157号線しかない。
その中で、157号線はいわゆる「酷道」として全国的にも有名で、緊急時にはとても役に立たない。
今から新しくできる417号が157号の代替路線として大きな期待を背負っており、早期の整備が待たれるところだ。
行き止まりから取って返し、徳山湖のシンボルとも言える「徳之山八徳橋」(ダム建設で水没した8つの集落にちなんで命名)を渡ると徳山ダムの入り口はすぐであった。
飲食店こそないが、駐車場や展望台は完備していて、ダムの天端部分をすべて歩いて見学できる。
ダム本体の大きさや高さ、ダム湖の貯水量など数字的なデータはいずれも我が国トップレベル、本格運用が平成20年と比較的新しいこともあって、快適に安全に見学できた。
ダム見学の後はどうしても旧根尾村(本巣市)を訪ねたくなり、厳しい林道を突き抜けた先に旧根尾村があった。
ここで有名なのは淡墨桜、桜は来春までお預けだが、手入れも行き届いた立派な巨木が目の前に現れた。
釣り人もいるのどかな風景を写真に収め、帰り道にはやはり有名な根尾谷断層を見学、19世紀末、M8.0の地震一発で土地に大きな段差ができた痕跡がハッキリと残っていた。
束の間の晴れ間、私らしい気ままな、休日らしい休日を久しぶりに過ごすことができた。
私自身の体調の問題もあって、しばらく長い距離を流してやれなかった愛車には深く感謝申し上げたい。
【番外編:終着駅シリーズ】
上:樽見鉄道樽見駅
下:養老鉄道揖斐駅
金曜日に飲むことの多い私だが今週はそれをせず、ゆっくり休むことにした。
土曜は特別早くに目が覚めたわけではなく、しばらくは自宅でのんびりとしていたが、前々から行きたかった徳山ダム(岐阜県揖斐川町)を目指すことにして車を出した。
出た時刻もそれほど早くなく、とりあえずは大垣までは高速を使ってそこからは国道417号線をひたすら北上、徳山ダムの入り口にまでたどり着いた。
しかし、国道417号線は徳山ダムによってできた徳山湖の奥まで続いていて、最終的には行き止まりとなる。
ダム見学よりも前にその行き止まりまで車を進めることにし、トンネルが多いながら走りやすい道を行った。
行き止まり地点はトイレがあるだけで他には何もないが、大型バスも転回できるスペースが設けられていた。
福井県との県境まで数kmというところ、今は福井県鯖江市側とをつなぐ工事が端緒についたところのようだった。
岐阜県と福井県を結ぶ国道は、郡上市から大野市に抜ける158号線と、本巣市からやはり大野市に抜ける157号線しかない。
その中で、157号線はいわゆる「酷道」として全国的にも有名で、緊急時にはとても役に立たない。
今から新しくできる417号が157号の代替路線として大きな期待を背負っており、早期の整備が待たれるところだ。
行き止まりから取って返し、徳山湖のシンボルとも言える「徳之山八徳橋」(ダム建設で水没した8つの集落にちなんで命名)を渡ると徳山ダムの入り口はすぐであった。
飲食店こそないが、駐車場や展望台は完備していて、ダムの天端部分をすべて歩いて見学できる。
ダム本体の大きさや高さ、ダム湖の貯水量など数字的なデータはいずれも我が国トップレベル、本格運用が平成20年と比較的新しいこともあって、快適に安全に見学できた。
ダム見学の後はどうしても旧根尾村(本巣市)を訪ねたくなり、厳しい林道を突き抜けた先に旧根尾村があった。
ここで有名なのは淡墨桜、桜は来春までお預けだが、手入れも行き届いた立派な巨木が目の前に現れた。
釣り人もいるのどかな風景を写真に収め、帰り道にはやはり有名な根尾谷断層を見学、19世紀末、M8.0の地震一発で土地に大きな段差ができた痕跡がハッキリと残っていた。
束の間の晴れ間、私らしい気ままな、休日らしい休日を久しぶりに過ごすことができた。
私自身の体調の問題もあって、しばらく長い距離を流してやれなかった愛車には深く感謝申し上げたい。
【番外編:終着駅シリーズ】
上:樽見鉄道樽見駅
下:養老鉄道揖斐駅