blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

同じ土俵ではない PART2

2014-01-28 20:09:38 | 日記
この題名で最初に記事を書いたのは、職場の若手の男性のことでした。
スマホのゲームにいろいろ誘われてやっていますが、彼はゲームの最初の段階ですぐに強力な装備を課金して取り込みます。
相手がどうあろうと形だけでも他人に勝ちたいようで、例えば私のような無課金主義者が彼の記録を抜くと数時間後にはキッチリ抜き返してきます。
そもそもゲームはお金をかければ手っ取り早く他人に勝てるようにできているわけですが、こちらを目の敵のようにして必死に勝ちにくる様子を見るとある意味こっけいにも思えます。
ゲームの中身にもよりますが、同じ条件なら間違いなく私のほうが勝てるものもあるでしょう。
ただ、相手が同じ土俵に乗ってこない以上はそこはこだわりようがありません。

さて、あえてPART2と題して書く記事は、職場の別の男性の話です。
今朝いそいそと有給届けを書いていたので何かと思ったら、2月某日にフォークリフト免許の講習に行きたいとのことでした。
職場は倉庫ですから、そのこと自体は大変けっこうなことです。
ただ、当事者たる某氏は、現状は職場の機動力をまったく使うことができません。
使えないことに特段の理由はなく、上司から再三再四にわたって館内用の立ち乗りタイプに挑戦するように指示を受けていながらやろうとしていないだけです。
そんな人がなぜ唐突に免許をほしがったかと言えば、私が3月中旬頃に同じような講習を受けに行くと知ったからです。

この某氏と私は今の職場に来た時期が近く、少しだけ来たのが早かった私に最初の頃はベッタリで、周囲から「金魚のフン」とまで言われていました。
氏は氏なりに経験年数が似通っていることは意識の中ではあるようで、何かにつけ私と張り合おうとする様子が見えます。
実際のところは、機動力がらみのことからはひたすら逃げ回り、その他の仕事もいまだ初歩的なポカが多いことから、私自身が刺激を受ける存在では毛頭ありません。
張り合っていると言えるのは毎日いつまで会社に残っているかだけです。
いまどき会社に長くいることが評価につながると思っているのが時代錯誤なのですが、私を勝手にモノサシにして、私が帰るまでは絶対に帰ろうとしません。
大した仕事がないのに残っているので上司が理由を聞いたら、私がまだ帰っていないからと言った事実もあるそうです。

そんな人ですから、急ぐように2月の講習を予定に入れたのも、まずは私より一足早く免許を取り「差をつけたつもり」になりたいだけだと思います。
日中の仕事で決定的な差がついているのに、そこだけでも先んじようというのはあまりにも貧しい感情と言わざるを得ず、まさに「土俵が違う」ということになります。
フォークリフト講習の実情は上司に聞きましたが、「すでに動かせるが免許だけがない」人間がほとんどで、初心者、しかも職場でいくらすすめてもチャレンジしようともしない人間が、講習に行ったからといってすんなり合格できるのかとなるとかなり厳しいのではと思います。
講習まであと1ヶ月弱、今まではさておき今日あたりからは自ら練習するのかと思えば、ヒマな今日にあっても何もしませんでした。
今の意識のまま、ただの名誉欲だけで講習に行くとするなら、周囲は誰も応援などする気にはなれませんしひょっとしたら落ちてスゴスゴと帰ってくるかもしれません。
本人にとって金と時間のムダにならないことを祈るばかりです。

私自身、目の敵にもされない、意識もされないような人間でありたくはないのですが、意識する次元があまりに低い人間に囲まれていると毎日は本当に疲れますね。
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