blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

楽しいことは?

2015-12-24 21:35:28 | 日記
10月に当地に来てからは、人間関係といえばほぼ会社の人とのつながりしかない。
そうでない関係もあるにはあるが、お互い仕事を抱える身、思うようには時間は合わず頻繁には難しい。
2015年は、自主的に広げた人間関係がないまま終わってしまうことになる。

月に一回、会社の人間ではない方とお話をする機会はある。
ただ話す場所は会社の中なので、言いたい放題をやっていいわけではなく、あくまでも冷静にかつ偽りのない内容にすることが必要だ。
ここまでのところは夏場苦しんだ体調についても問題はなく、仕事や生活そのものについても大きな障害はないことは伝えた。
しかし、今楽しいことは何か?と聞かれた時、残念ながら即答できなかった。

当地では、平日は自宅と会社の往復、休日もまったくの単独行動で過ぎており、会社の人間以外との会話がほとんどない。
仕事のために当地に来ているので、会社の人と飲む機会があればそれはそれでありがたい話ではあるが、まったく違う世界にいる人間と話す機会を作ることは今後のことを考えるとかなり重要になってくる。
明日仕事を終えたらもう富山に向かうので今年はもう無理だが、来年はまず当地で会社以外の人と話せる場所と機会を、できれば自宅近くで作ることが急務だ。

今在籍している会社ではないが、同じように故郷を離れ人間関係は会社の人のみ、しかもそのつながりが不必要に濃かったために半年も経たないうちに体が悲鳴をあげた経験を繰り返したくはない。
まして、今年は約15年の時を経てその状況の再燃に苦しんだばかりである。
再々燃となればもう今の会社にはいられなくなる。
日々ストレスをためないことも自己管理の一つ、趣味のからみでも飲み屋さんでも、形は何でもよい、思い切りハダカになれる場所は当地にも絶対に必要だ。

今日はせっかくのクリスマスイヴだというのに、今年のことがあれこれと思い出されてしんみりとした気分になった。
夏前に体を壊して長い休みに入り、その後当地への転勤を命ぜられたこと、住まい探しのために初めて当地に不安いっぱいで来た時のこと、そして正式に10月から当地で暮らし始めてから今日までのこと、その他覚えていることが頭の中を駆け巡って目頭が熱くなった。
そうなったのは、肌に合わない事務仕事から再び現場仕事に戻してもらい元気を取り戻して毎日を送れるようになったことへの感謝はもちろんあるし、当地で辛抱強く私を支えてくれる人の存在もある。
反面で、普通に仕事をしているだけなのに日を追ってヤッカミやイヤミが増えてきたように感じる最近の状況もある。
プラスとマイナスの感情がごちゃまぜになって、仕事中なのに無性に一人になりたいと思う時間帯があった。

とりあえず3ヶ月持ちこたえることができたので、一度故郷でリセットして、年明け以降は当地での生活がより楽しくなるように対策をしたい。
そのあたりがうまくいけば、もう少し気持ちにゆとりを持って仕事に向かうことができるようになるだろう。
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