blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

あらゆる手段とは?

2015-09-17 23:08:07 | 日記
安保法案に反対してきた野党が言う「あらゆる手段」とは何なのか。
昨日は委員会の開催を人垣で妨害し、今日は委員長不信任動議からのフィリバスター(不必要に長い演説をぶつ)戦術、それが否決された後は委員長席になだれ込んで採決を妨害。
平和だ護憲だ人命だと騒がしいわりには、やっていることはずいぶんと子供じみていて暴力的だ。
これでは野蛮人と何ら変わりがない。
今日の採決は生中継されたようなので、「お里が知れる」ということになり、かえってよかったかもしれない。
彼らの後にいて彼らの背中を押しているのは、日本人ではなく異民族であるということが全国に知れわたってくれるなら、今日の騒動にも意味がある。

この時間は参議院の本会議が始まったようだ。
委員会で可決され、与党が勢力でも多数を握る以上、法案の成立は事実上決まっている。
いわゆる60日ルールに頼ってもいいのに、あえて参議院でもきちんと議決を経ようというのは、やはり戦後の安保体制の転換という重要事項であるからにほかならず、与党はわざわざ面倒な道を通っている。
反対派である野党にとっては、そのおかげで「あらゆる手段」を使う機会を与党からもらったのだから、閣僚の問責決議案でも内閣不信任決議案でも何でも思う存分やればいい。
深夜になろうと、未明になろうと、やったところで自分たちの支持率が下がるだけだ。
もとより、くだらない時間稼ぎにも歳費が出ていることに思いを致すような連中ではない。

今回はいつにも増して左派勢力の「必死」なところが見えて興味深かった。
一介の大学生が一国の首相をバカ呼ばわりするとか、かりそめにも有識者や知識人と呼ばれる人間が罵詈雑言を撒き散らして抵抗するとか、結局思い通りにならなければ頭に血が上って分別も付かなくなる人たちだということが、分かっていたつもりだったが確信になった。
日本が少しずつでも「独立国」へ進み始め、静かなる国民の意識が変わり始めた以上、彼らの存在意義はやがてなくなる。
今日がその分水嶺になったのは間違いがないのである。
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