4月は花の季節で、週末はわりあい天気にも恵まれたので県内各地に出かけて土日を過ごした。
花はタイミングを逃すとまた来年になってしまうから、例年見ているところを今年もほぼもれなく見ることができてよかった。
今週末はどうだったかというと、土日とも外に出たのは買い物などわずかな時間だけで、ほとんどの時間は自宅でゆっくりした。
見たいスポットはひと通り行ったこともあるし、今月になってからの仕事量増加に伴う疲れ、また予報ほどはスッキリした天気にならなかったこともあって、思い切って土日ともを休息に回して結果的にはよかったと思う。
今週は、我が現場も含めてミスが相次ぎ、必ずしもいい雰囲気で仕事ができたわけではなかった。
幸い直接の当事者にはなっていないが、他人のミスでもミーティングは全員でやるからイヤでも巻き添えを食らうことになる。
ルールさえ守れば防げるものをことごとく無視して自爆しているような事例ばかりで、毎回のことながら気分は良くない。
経験が決して短いわけではない人たちばかりだから本来はキチンとできるはずのところ、できないでミスになるというのは手を抜いているか物の順番を勝手に飛ばしてしまうからだ。
事例によってはヒマと言っていい時間帯でも起きているのは、明らかに何かが欠落したまま仕事を進めていると言われても仕方がない。
どこの世界にも、他人に面倒なことは任せっきりにしておきながら手柄は自分のものにしようとする人間はいるわけだが、そんなことばかりしていたら、同じ会社で何十年のキャリアを積もうと仕事を自分のものにすることができず、任せていた人がいなくなった途端にミスを起こす。
我が現場で久しぶりに出てしまったミスはまさにそんな背景があった。
頼りにすることとアテにすることとは行って帰ってを二往復するくらい違う。
どれだけ長く仕事に携わり現場のことを熟知しているとしても、他人に甘えてばかりで、他人に尻ぬぐいばかりさせてはじめて成り立っている存在など迷惑でしかないし本来はいらない。
あまりにもレベルの低い現状に管理者も嘆くばかりである。
メンバーのあらかたを信用できない状況は管理者にとって非常につらい。
信用できないからといってすぐに排除できるわけでもないからだ。
まだ経験の浅い私にとっても信用できない人が増えるのはきつい。
信用できないと分かって、それでも仕事を進めるためにはある程度のコミュニケーションは必要だ。
あからさまにバカにして接すれば相手はスネてしまい組織としてのパフォーマンスは落ちる。
落ちた分は余計な残業など後々響く事態を招く。
がっかりした気持ちを立て直すのに、今週末のんびりしたのはよかった。
余計な感情は今のうちに捨てて切り替えないことには大きな物量には立ち向かえない。
他人はどうあれ、プロとして恥ずかしくない仕事をすることだけを考えていきたい。