前回の更新から2週間近くが経った。
この間特に何をしたとは言えない。
会社には連絡の電話一本きりで顔を出していない。
かと言って遊びほうけていたわけでもない。
この2週間は文字通り動ける体調になかった、これに尽きる。
昨年夏、まだ猛暑のさなかに縁をいただいて働き始めた会社、新入りには苛烈な環境ではあったが何とか踏ん張りつつ作業のスキルも少しずつ向上させていくことができた。
今年の夏前には小さなエリアながら自分の担当をもらって、特に大きな間違いもなくやってこれた。
担当替え以降は自分のアタマで考えて段取りしながら日々を送ることができて充実感もあった。
しかしその仕事はある日突然目の前からなくなって、それまでの意欲や少しはあった会社への思い入れは消し飛んだ。
あったはずの心のガソリンはあえなく底をつき、食事や睡眠その他もろもろ当たり前の日常サイクルまでが狂うことになった。
今はこうしてPCに何とか向かうことができるまでになったが万全とは言い難い。
会社のある意味岐路というタイミングでこの現状は口惜しいとしか言えないが、仕事で貢献できるメドが立たない状態では続けたくても続けられないことは会社には伝えてある。
優先すべきは自分自身の健康であり我が身を削ってまで何かに尽くす必要はない。
徹底的に休むことに注力した結果、幸いにして今は短い時間であれば外にも出られるようになった。
少しずつでも良くなっていけば次への意欲も自然とわいてくる。
次に関してはまだ何も決まっていないし決められる状態にもないから何とも言えない。
ただ、いくら仕事内容が肌に合っても周囲があまりにも「自分とはかけ離れた世界」である危険を感じればそこは考えざるを得ないし、実際今の会社ではそこがいちばんの悩みのタネだった。
多様性だなんだとヤカマシイ世の中ではあるが、どうしても共存が難しい場合は互いに離れざるを得ない場合があるのも残念ながら現実である。
うまくいかなかった場所は誰のせいでもなく「自分が場所選びを間違えたから」と受け止め、今後は決して同じ轍を踏まないようにしたいものだ。