青森市まで来てしまい旅の目的はほぼ達成された中で、旅行の実質最終日である16日のミッションは「22時過ぎの仙台発富山行きの高速バスに間に合う」という何ともゆるいものでした。
遠く青森市からでも急ぐことはまったく必要ない、しかし18きっぷをなるべく活用したいとの思いから、東北新幹線開業により第3セクターになった路線を使わずにあくまでJR線を使うというコンセプトのもと、青森から奥羽本線を南下し秋田県の大館まで行って、岩手県の好摩とを結ぶ花輪線に入るという計画にしました。
大館は秋田県の北の端にあります。
あくまで乗り継ぎのために大館で下車したまでなのですが、忠犬ハチ公のふるさとが大館だと知りました。
駅前には渋谷駅よろしく銅像までありました。
ちなみにハチ公は、生まれたのが大館で育ったのが渋谷ということのようです。

1時間ほどの待ち合わせ時間がありましたが、駅前には見事に何もなく、市街地もかなり離れているため駅で時間をつぶしました。
ちょうど実家から電話がかかってきて、北陸はお盆中はずっと雨模様だったとのこと、私の道中は結局それほどひどい雨にはならなかったので、北に向かったことは結果幸運だったのだと思います。
富山からも近い岐阜県の飛騨地方が大変な水害に遭っていたことを知ったのは旅行から帰った後でした。
さて、山越え路線である花輪線、沿線には八幡平や安比高原などの文字も見え、長野県の小海線のような高原列車的な感じをイメージしていました。
大変にのどかな風景の中をディーゼルカーがうなりをあげて走る典型的なローカル線の雰囲気は味わうことはできたのですが、この日は残念ながら曇りがちで、高い山には雲がかかっていて遠目の景色はほとんど何も見えませんでした。
天気がよければ山の稜線などもハッキリ見えたはず、しかしこればかりは仕方がありません。
約2時間半という時間も長くは感じないまま、旧の東北本線に合流して終着駅の盛岡に着きました。
盛岡からも鈍行でノロノロ行くことはできたのですが、ちょうど仙台では楽天イーグルスの試合が18時から組まれていて、16時くらいには仙台に着いておきたいと思い、盛岡から仙台だけは新幹線の世話になりました。
ただ天気はこの時点でまだハッキリせず、もし雨がザーザーと降っていたら仙台市内の観光に切り替えるつもりのところ、何とか空がもっていたので何はともあれ球場まで行ってみることにしました。
楽天koboスタジアム宮城(以下コボスタ)は、仙石線の宮城野原駅を下りて徒歩5分くらいのところにあります。
球場前の写真です。

お盆中だけあって球場前ではイベントをたくさんやっていて、球場に入ってしまうのがもったいないくらいでしたが、せっかく野球を見に来たので17時過ぎには入り試合開始を待ちました。
当日のスターターです。

あわよくばテンポよく試合が進んで最後のほうまで見られればと思ったのとは反対に、残念ながら中身が大味なものになってしまい、5回終了時点で20時半になってしまいました。
22時過ぎのバスのこともあり、試合の半分を捨てて仙台駅近くのバス乗り場に向かいました。
お盆のためか駅前には人が異常に多く、名物の牛タンのお店も21時過ぎでも行列ができている有様、食事は他のもので済まさざるを得ずもったいなかったです。
ハードな行程の最後の最後が高速バスということで、出てくる前にはこの時点で体が大丈夫だろうかと思ったほどですが、車内も独立の3列シートなど大変工夫されていましたし、球場で人混みにまぎれた疲れもあって、意外なほど早く眠りにつきました。
目が覚めた頃にはもう新潟県のかなり富山県寄りまで来ていたようで、寝られさえすれば高速バスはリーズナブルでよいですね。
遅れもなく17日の6時過ぎに富山に帰ることができました。
今回で青森県と秋田県に初めて訪問でき、本州の都府県は完全制覇、未訪問の県は四国2、九州3の5県となりました。
来年中には全都道府県訪問と国内の競馬場完全踏破(こちらはあと3つ)の両方が達成できそうです。
今回は18きっぷを使ってひたすら移動移動になり、名産や地酒、温泉などとはほぼ離れた感じになりましたが、行き先によってよく考えてまた新たな旅の計画を立てたいと思っています。
遠く青森市からでも急ぐことはまったく必要ない、しかし18きっぷをなるべく活用したいとの思いから、東北新幹線開業により第3セクターになった路線を使わずにあくまでJR線を使うというコンセプトのもと、青森から奥羽本線を南下し秋田県の大館まで行って、岩手県の好摩とを結ぶ花輪線に入るという計画にしました。
大館は秋田県の北の端にあります。
あくまで乗り継ぎのために大館で下車したまでなのですが、忠犬ハチ公のふるさとが大館だと知りました。
駅前には渋谷駅よろしく銅像までありました。
ちなみにハチ公は、生まれたのが大館で育ったのが渋谷ということのようです。

1時間ほどの待ち合わせ時間がありましたが、駅前には見事に何もなく、市街地もかなり離れているため駅で時間をつぶしました。
ちょうど実家から電話がかかってきて、北陸はお盆中はずっと雨模様だったとのこと、私の道中は結局それほどひどい雨にはならなかったので、北に向かったことは結果幸運だったのだと思います。
富山からも近い岐阜県の飛騨地方が大変な水害に遭っていたことを知ったのは旅行から帰った後でした。
さて、山越え路線である花輪線、沿線には八幡平や安比高原などの文字も見え、長野県の小海線のような高原列車的な感じをイメージしていました。
大変にのどかな風景の中をディーゼルカーがうなりをあげて走る典型的なローカル線の雰囲気は味わうことはできたのですが、この日は残念ながら曇りがちで、高い山には雲がかかっていて遠目の景色はほとんど何も見えませんでした。
天気がよければ山の稜線などもハッキリ見えたはず、しかしこればかりは仕方がありません。
約2時間半という時間も長くは感じないまま、旧の東北本線に合流して終着駅の盛岡に着きました。
盛岡からも鈍行でノロノロ行くことはできたのですが、ちょうど仙台では楽天イーグルスの試合が18時から組まれていて、16時くらいには仙台に着いておきたいと思い、盛岡から仙台だけは新幹線の世話になりました。
ただ天気はこの時点でまだハッキリせず、もし雨がザーザーと降っていたら仙台市内の観光に切り替えるつもりのところ、何とか空がもっていたので何はともあれ球場まで行ってみることにしました。
楽天koboスタジアム宮城(以下コボスタ)は、仙石線の宮城野原駅を下りて徒歩5分くらいのところにあります。
球場前の写真です。

お盆中だけあって球場前ではイベントをたくさんやっていて、球場に入ってしまうのがもったいないくらいでしたが、せっかく野球を見に来たので17時過ぎには入り試合開始を待ちました。
当日のスターターです。

あわよくばテンポよく試合が進んで最後のほうまで見られればと思ったのとは反対に、残念ながら中身が大味なものになってしまい、5回終了時点で20時半になってしまいました。
22時過ぎのバスのこともあり、試合の半分を捨てて仙台駅近くのバス乗り場に向かいました。
お盆のためか駅前には人が異常に多く、名物の牛タンのお店も21時過ぎでも行列ができている有様、食事は他のもので済まさざるを得ずもったいなかったです。
ハードな行程の最後の最後が高速バスということで、出てくる前にはこの時点で体が大丈夫だろうかと思ったほどですが、車内も独立の3列シートなど大変工夫されていましたし、球場で人混みにまぎれた疲れもあって、意外なほど早く眠りにつきました。
目が覚めた頃にはもう新潟県のかなり富山県寄りまで来ていたようで、寝られさえすれば高速バスはリーズナブルでよいですね。
遅れもなく17日の6時過ぎに富山に帰ることができました。
今回で青森県と秋田県に初めて訪問でき、本州の都府県は完全制覇、未訪問の県は四国2、九州3の5県となりました。
来年中には全都道府県訪問と国内の競馬場完全踏破(こちらはあと3つ)の両方が達成できそうです。
今回は18きっぷを使ってひたすら移動移動になり、名産や地酒、温泉などとはほぼ離れた感じになりましたが、行き先によってよく考えてまた新たな旅の計画を立てたいと思っています。