
このお盆休みは東北に行っていました。
東北はおととしにも行っていますが、今回は「青森県と秋田県」を狙い打ちするための計画でした。
写真の「青春18きっぷ」(以下18きっぷ)に大活躍してもらって、また天気も予報ほど悪くならず、今年の一つのハイライトと言っていい旅ができました。
全部を一度のエントリーにおさめきれませんので、3回に分けて書くことにします。
13日は仕事がある日でしたが、日程の都合上その日は午後から休ませてもらって、15時過ぎに富山を出発しました。
その日は旅行の中では前フリのようなもので、翌日の朝一番に出る快速に乗るためにひとまず直江津まで出るだけでした。
駅前といっても案外静か、しかし港町だけあって昔からあるような一杯飲み屋さんが多かったような気はします。
さて14日。
7時過ぎには新潟行きの快速が出るので、あわただしくホテルを出ました。
18きっぷはJR全線で通用する乗車券ですが、特急券だけ足しても特急には乗れない決まりになっているため、「快速」をうまく活用することで効率のいい旅にできます。

上の写真は新潟行きの「くびき野号」の座席ですが、もともと特急として活躍していた車両をそのまま使っていますので快適です。
停車駅も特急「北越」あたりとほとんど同じで、別にかかる料金は座席指定券520円だけですから相当おトクですね。
新潟からは、やはり快速「きらきらうえつ」を使って山形県の酒田まで。

これも特急用車両を改造した観光列車です。
もちろん座席も特急同然で、距離は相当長いながら酒田まではラクなのは計算済みでした。
14日は秋田市で泊まることにしていましたが、乗り継ぎに時間があったので酒田市内を観光することに。
酒田市の観光名所の一つである山居(さんきょ)倉庫の写真を載せます。

ケヤキ並木と明治時代にできたという倉庫の並びが何とも言えずいい雰囲気でした。
ちなみに建物はただ保存してあるのではなく、今も現役の農業用倉庫として活躍しているそうです。
酒田から秋田までは快速の設定はなく、2時間近くかけて普通列車で行きました。
と言っても羽越本線は単線区間が非常に多く、酒田→秋田であれば特急に乗っても時間的には15分ほどしか変わらないのです。
15分のために2,000円近い特急料金というのもバカバカしい話、そこは何とか特急に乗ってもらうようにJRも考えるわけですが(笑)、急がない旅、座席さえガマンできれば鈍行に乗っても全然いい区間ではありますね。
秋田県に初めて降り立ち、夜は繁華街を中心に歩いてみました。
地元でもだいぶ夜遊びは抑えぎみにしている今、大っぴらにはじけるようなことはなかったのですが、あまり知られてはいないながらいろいろと楽しそうなお店はありそうでした。
一軒くらい秋田美人のいるお店に行ってもよかったですかね。(街の普通の女性もアカ抜けた感じには見えました)
15日の行状は次回にて。