3連休が明けたが我が現場は特に変わりはない。
来週あたりからまた仕事が活発になるとはいうが、朝礼などで話題になる「仕事」とはもっぱら出す方のことで、入れる方の仕事である私とはほとんど関連がない。
出す方は活発ではないが入れる方は今週はかなり活発なので私自身は忙しい。
忙しいが再三書いている通り私のエリアはひとり部署なので誰かが手伝いに入ることはない。
あまり無理はしたくないが、定時を意識してヤバいと思えば多少休憩を削って定時内に終わることを優先させる。
時間の使い方や管理も任されている以上、時間が足らないと思えば捻出するのは当たり前のことだ。
私が入ってからは現場には新しい人が入らないので今のところはいちばん歴が浅いのは私である。
同じくらいに入った人もいるが病欠期間がかなり長くなってしまい「出場回数」ということで言えば私のほうが多くはなった。
とはいえ、このままなら永遠の下っ端という立場は変わらないことになる。
ただ、下っ端だからといってひたすら腰を低くしているかといえばそうでもないからか、至るところで私の悪評をまき散らしている人もいるようだ。
私は仕事場で会う人は仕事ぶりでしか見ないこと、またいかにも清潔感のない人はいわゆる生理的に無理ということが合わさってかなり適当に扱っている人もいるのでそういう人に好かれることは永遠にないし、好かれなかったところで人生に何ら影響はない。
いちばん社歴が浅いのが私ということは、私以外は全て私よりベテランということである。
ひとり部署の私を差し置いて、ベテラン総出で毎日の業務に当たっているのはそれだけ仕事の密度も濃く量も多いからではあるが、できばえの良し悪しは別として終了時刻が早いのはたいがい私の方である。
人繰りクルマ繰りなどいろいろな外的要因があることはもちろん承知の上だが、たかが下っ端のひとり仕事にこうも毎日「惨敗」していてどうするのかとは思う。
私自身は、早く終わって余裕ができても、自分のことが終わったからいいや、ということにはせずできる限りは手伝いはしているつもりである。
しかし私のエリアは、誰かに手伝ってほしくてもスペースの都合や他のメンバーが本格的には担当したことがないので事実上手伝える人がいない。
私の方が終了が遅くなる日もあるにはあるが、そういう時は全員とは言わないがサッサと帰ってしまわれる日もあり正直不公平感はある。
不満をためてもしょうがないので「それならアンタらよりはよ終わったろやんけ!!」と思って毎日やっているのが結果的に毎日の早期終業につながっている。
実際に言われたわけでもないので推測でしかないが、ここのところは、日中は別の仕事をしている私をあくまで遠ざける形で日々の仕事を回そうとしているようにも感じられる。
日々私からの情報が必要な場面も、直接は聞きに来ないで短時間勤務の高齢の方に聞きに行かせるくらいだから、現場として何らかの意思でそういう方向に舵を切ったものと思う。
ベテラン勢の意地と言うにはあまりに低レベルで何と言っていいのか分からないが、張れるだけの人数を張り時には短時間勤務者にも残業をさせてまで仕事をしているのにもかかわらず、たかが私ごときのひとり仕事にほぼ毎日遅れを取っているようでは「何してんねん」と言われても反論するのは難しいのではないだろうか。
我が現場における何ともイビツな力学、薄気味悪いジメジメ感は、一部のメンバーが抱える「特権意識」から来ているものと思っているが、それについての考察は次回とする。