blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

8月を振り返って

2018-08-31 20:20:37 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
長い夏休みもあり、ダメ押しの避暑あり、友人とのビアガーデンありで、プライベートはとても楽しかった。
そのせいか、平日の仕事のつまらなさとの落差が目立ったが、つまらない気持ちを一人で抱え込まず会社の中で吐き出す機会にも思いがけず恵まれた。
その機会では、後々の私の生活に変化があることを示唆する中身もあった。
詳しいことが何も分からないうちにここで書くわけにはいかないが、ある意味異常な状況に置かれている私自身の現状を考えれば、いい方にいってもらわないと困るし、それには自分自身の努力も必要になる。

月の初めから酷暑酷暑でいい加減に疲れて来たタイミングで、9日間という長い夏休みに入った。
前半は故郷に帰省し、後半は乗り鉄旅行プラス東京でのライブ出演というこれまでにない日程になった。
試みとしての旅の計画もほぼうまくいき、行ったことのない地域や都市にも足を入れ、最後はプロのバンドも頻繁に立つステージに立って自分の歌声を披露することができた。
休みの旅行は毎回満足して帰って来るが、今回は特殊な経験も込みだったので感慨もひとしおである。

ライブとは前後してしまったが、いずれ手元に作品がやってくる。
作品はネット上の各種音楽サイトにも流してもらえることになっているから、たとえ今日私にもしものことがあっても「生きた証し」はこの世に残る。
本人がもうこの世にいないという例は極端としても、一世を風靡した人気アーティストの作品は、グループがとっくの昔になくなっていても、版権を持つレコード会社が「ビジネスになる」と思えばいろんな形にして世に出してしまう。
本人が存命でない例で言えば、マイケル・ジャクソンの「This is it」のような、本人が出すことを望んだかどうか分からないようなメイキング映像がバカ売れして、出した会社はボロ儲けということになった。
とにもかくにも私の場合は、売れる売れないではなく、応分の投資もして春から取り組んできたプロジェクトがこれで終わりになっても目的の半分以上は達成されていて、万が一にもブレイクするなら少しは親孝行もできるかなというくらいのものであり、わずかな期間ではあったが、一つのことに、この年齢になってからでも夢中になって取り組んだという事実自体が貴重なことなのである。

当地での生活もすでに年単位ではないだろう。
また故郷に戻るのか、はたまた別の土地か、そもそも次はどんな仕事をするのか、誰の下につくか、期待と不安は半々といったところだ。
いずれにしろ、3年間はあっという間で思い出は尽きないし、当地そのものは冬場の足元もよくて過ごしやすく土地としては全く嫌いではなかった。
ただ、職場ではほぼまるまる3年間をかなり強めのアウェイ感(感、なのであくまで主観)の中で過ごすことになり、特に病気から復帰した後の直近3ヶ月は、ほぼ誰からも話しかけられることもなく過ぎ、私自身今の当地の職場にいる意味を見出せなくなっていた。
公私の落差こそ大きかったが、裏を返せばまた遊びに来てある程度自分の判断で好きなように動ける土地が増えたということだから、すっきりとした気持ちで次の環境に向かうことさえできればそれでいいと思う。

*8月のベストショットは、ややVOWネタ的だが下の写真とした。(撮影地:新潟県村上市JR府屋駅付近)

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