写真で綴る気ままなすぎさん

野鳥・花・祭り・生活など気ままに撮り歩いた写真の紹介

皇室のゆかりの新宿御苑の菊花壇展 (1)

2019年11月14日 08時29分22秒 | 東京 花めぐり

新宿御苑の菊花壇は皇室ゆかりの伝統を受け継ぎ明治37年(1904)から栽培されています。
日本の園芸品種、菊は奈良時代末から平安時代で、その後 室町、江戸時代と発達をとげて、明治元年に菊が皇室の紋章に定めれた。明治11年(1878) 宮内省は皇室を中心として菊を鑑賞する初めて「菊花拝観」を赤坂の仮皇居で催された。展示用の菊は当初は赤坂離宮内で栽培されていたが、明治37年(1904)より新宿御苑でも菊の栽培される様になり、昭和4年(1929)からは鑑菊会も御苑で行われる様になった。
新宿御苑では、1本の茎から数百輪もの花を咲かせる「大作り」「嵯峨菊」「丁子菊」「伊勢菊」「江戸菊」「肥後菊」「懸崖作り」など、伝統の技法と新しい手法により丹精込めて作り上げられた様々な菊花壇が日本庭園に
新宿御苑入口の大作り菊花壇

また、入口には「二本松の菊花壇」

有名な二本松の菊人形

新宿御苑の日本庭園に・・・

懸崖作り花壇懸崖作りに用いる菊は小菊~分枝性の旺盛なものを摘心によって仕立て
小菊のなかでも一重咲きの山菊とよばれる品種を用いてあるそうです。

野菊が断崖の谷間から下がって咲いています。

一本の小菊を大きな株に仕立てています。

今年は良く揃い咲いていました。

上家づくりの中に懸崖作り



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