塩元帥の醤油ラーメン ～塩より「醤油」が美味しいと理不尽な噂～

最近関西で頭角を現してきた、ラーメンチェーン店「塩元帥」は、天然塩をベースに味付けした塩ラーメンが売れ筋だ。しかし、店名が塩元帥なのに醤油ラーメンの方が美味しいなどと、ＳＮＳ情報での理不尽な噂がある。その辺りの醤油ラーメン事情を確かめにいってきた。双方の出汁は、豚骨・鶏ガラ・魚介のトリプル仕立てで、お出汁の味わいに底力がある。





初めての塩元帥では、その店名から礼儀として「天然塩ラーメン＠836円」を選ぶのが人情だろうし、むしろ暗黙のお約束のような気さえする。従って二回目の今回は、塩元帥の醤油ラーメンのクオリティを確かめるべく、満を持して「醤油ラーメン＠836円」と「味玉＠110円」を注文した。ゆず風味がきいたスープは清涼感があるし、ニンニク・キムチは食べ放題だが、コスパ的に味玉追加だけでほぼ1000円はやや不満。





動物系と魚介系の出汁が上手く機能していて、シッカリした旨みがあるため、結論から言えば「天然塩」でも「醤油」でも、どちらも大事な出汁の部分が同じときている。従って結論として醤油ラーメンも美味しいので、ネーミング的に塩に天然がつくように、醤油にも熟成と付けるとバランスが取れる気がするが‥‥‥そこは塩元帥！

■塩元帥の醤油ラーメンの評価■
（★★★☆星3.6個）

※自分勝手な好みによる、ラーメン屋さんの評価★印判定‥‥最高得点５個中の判定で「天下一品定番ラーメン/770円の☆星0.5個」と「来来亭定番ラーメン/700円の★星１個」を基準としている。