本日の結論:女子が浴衣を着ると5割増しでかわいく見えるのと同様に、バンドがロフトに立つと5割増しでかっこよく見えるのである。
◇HERE◇
特筆すべきは、ボーカル尾形氏の存在感でしょう。よく言えば魅せ方上手、悪く言えば落ち着かない。でも、そんな彼には、1歩引いて見守るような楽器陣がついているので、バンドのバランスはとれていたりするんです。
「グラム歌謡+ロック歌劇+エギゾチック・シアター」というコンセプト文どおりなライブでした。計算されたツインギターが楽しい!
「AMORE AMORE」という曲の“めちゃくちゃヤバいことしたくなる~”というキメゼリフ的なセクションが、初めて聴いたときからすごく好きです笑
◇8-eit◇
わーシャレオツ!大人!
ジャジーなアップライトベースやキーボードも入って、素敵なbarでお酒飲んでいる雰囲気ですよ。横ノリ万歳。
椿さんの少しかすれた声がまたいい味を出しているんです。口説かれたらついていっちゃうね!(おい)
自分たちらしさをとことん貫いているバンドさんでした。
◇god and death stars◇
やっぱりaieさんの曲はいいです。どこか物悲しくて翳りがあるというか。すっと心の隙間に入りこんでくるんですよねえ。
ですが、MCではいつもの物販宣伝炸裂。メンバーオリジナルピックを作成したらしく、“音楽というものはすばらしいですねっ”と、なんともわざとらしい前フリからはじまりました。ジャパネットaieでも立ち上げたらいいと思います。
最後の曲でアルペジオのフレーズをループしていたのですが、ミスしてもひょうひょうとしていたのがステキでしたね笑
◇東狂黒◇
事前にチェック!していたので若干上手よりで待機してみたり。
1曲目が「黒と衝動」で、八田さんモノホン!モノホン!きゃー!!!と、心の中で黄色い声をあげてしまいました。だってかっこいいいいいい
ライブハウスって本来こうなんだよ、っていうのを思い知らせてくれた感じがしましたね。ちょっぴり怖いというか、イケナイものを観ているというか。照明もずっと暗めで、フロアもお客さんの揺れている頭ぐらいしかわからなくて。ライブというよりレイブみたいだなあと思いました。行ったことないですけど(えーっ!!)
エレクトロの中にちょっぴりゴシックなエッセンスも入っていて、なんだか魔力でとり憑かれた感じ。「SILENT DAWN」がラストだと知ったとき、もっと観たい!って思いましたもん。
たぶんまた観に行きますー。
◇KYOKUTOU GIRL FRIEND◇
【SET LIST】
SE_禁じられた謝肉祭
01_闇を嗤え_密約(instrumental)
02_堕落論
03_夜光虫
04_乱脈
05_噛みついて離れない
06_俺の彼女はリストカッター
07_食物連鎖
-EN-
01_放送禁止のブルース
02_縄と拡声器とヒロイン
この日リリースされた会場限定音源「セックス」をあえてやらないというひねくれリスト!
おニューのSEは4つ打ちだったみたいです。……そうメモに書いてあるんだ。いやーだいぶ日が経っているもので記憶が……。【闇を嗤え_密約】は、ケッチさんが空間系エフェクトをつかっていたもようです。いやー観ているのですけれども記憶が……(いい加減にしろ)
この日の【夜光虫】はすごくきれいでしたねえ。海というか、息苦しい雨の中、紫色の紫陽花が咲く道を歩いているイメージでした。テレキャスケッチさんでしたが、ストラト弾いているみたいに繊細でした。この曲で“あれ、きょうテレなのか!”と気づいたくらい。
いきなり初披露となった新曲の【乱脈】はダンサブルナンバー。サビもキャッチーなんですけれど【俺の彼女はリストカッター】みたいにハジケるというよりかは、色気をはらんでいましたね。
で、【食物連鎖】は本日のMVP曲だと思います。音源で聴くより断然カッコよかった本日の連鎖(って略すのかは知らん)。この曲は楽器陣メインです。ブイブイいっているベースがたまらんかったとです。ごちそうさまでしたー!0141。
アンコールでは、メンバーさんみんな物販のTシャツで登場。
倫堕さんが右手を高々と掲げて【放送禁止のブルース】へ。そして“来月も新宿ロフトで逢いましょう”と【縄と拡声器とヒロイン】。
そう!今月末は単独公演。KYOKUTOU GIRL FRIENDといったらロフト、というイメージが根付くくらいのライブになればいいなあと思っております。
たのしみたのしみー
【余談】
『闇を嗤え 2010』というオリジナル・カクテルがひっそり登場しておりました。