in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

7/27 MUNIMUNI presents【-CRY FOR THE MOON GIG-】at IKEBUKURO CHOP DOME

2010-07-30 04:16:01 | ライブレポート


この日はカルーアミルクを飲みに、池袋のチョップドームに行ってまいりましたー。空いているわけでもなく、混んでいるわけでもなく居心地良すぎっ。

また、入り口では缶バッヂのプレゼンツが!



すきなものをひとつ選べるんだけど、ここはやはり黒さんをチョイスしてみたよ。



どろろ

6月26日に新宿ロフトにて行なわれた『東京地下室』にて10年ぶりの復活を遂げたヒサキさん(病声)とキリヒトさん(ギター)によるユニットです。サポートベースは、所沢のJことヌメヌメオさん……ことMUNIMUNIのE.D.E.N様でした。

きょうで2回目のライブだとおっしゃっていてびっくり!もうあれから何本もライブしているものだと思っていたのにー。

化け猫の“ミャーーーーー!!”という不気味な鳴き声とともに幕があがると、メンバーの背後にはおどろおどろしい筆文字。そのとなりにある簾には、狐の面やら藁人形。口元まで過剰に黒くしたメンバーの顔が、真っ赤な照明でぼんやりと浮かびあがる。その時点で“ちょっと怖いなあ”と思うくらいドキドキさせられて。

10年前がどんなステージだったかはわかりませんが、ブランクをものともせず、ここまで表現できたらさすがとしか言えません。

ヒサキさんの唄……というか、つぶやくセリフの一つひとつが、背筋をゾクッとさせるんです。声色もそうなんですけれど、言葉と言葉の「間」や、蝋人形のように無表情なのもポイントかと。図書室でひとり怪談の本を読んでいるような感覚でしたねえ。

ですが、MCでは手刀入り口すぐの階段で転んだエピソードを「池袋の怪談(階段)」としてお話されていて、おちゃめな一面もかいまみえました笑





Calmando Qual

拝見するのは2度目なのですが、彼らは自分たちのセットを背負って歩いているんじゃないかと錯覚します笑
というのは、彼らがステージに立つと、たちまちそこは古びた洋館へと変わってしまうんですよ。

いやーフロントマンのHibikiさんがすばらしくて。洋館の主人のようなあのキャラクターは、本当に強烈。生活感がまるでないし、ムリしてつくっているわけでもない。
かけもちでロックンロール・ガレージバンドで活動されているそうですが、まったく想像がつかない!こちらも一度観てみたいですねえ。

ロックンロール!!!!!!!!!!





東狂黒

先月のロフト公演で心臓打ち抜かれちゃったので、また観にきたよ。距離が近くて音圧がすげーい!ギターのjunpeiさんが、ブログで“スピーカー2台でブーストを鳴らせるようにした”って書いていたけれど、なるほどーって感じ。

八田さんを見すぎると色気の塊にやられますので、まんべんなくステージを観ましたぜい!yugamiさん(Machine.)は鼻の高い仮面をつけていたよ。

「黒と衝動」がいちばん好きかなあ。とりあえずテンションぶち上がる!

あと、お客さんがそれぞれ自由にノッて踊っているから、すごくステキ。というより、もう体が勝手に動いちゃうんですよね。

demo音源を購入しようと思ったら、物販分がなかったみたいで、あららーと思ったんだけど、おねーさんとおにーさんが“代引きで手配します”って言ってくださった!黒crewやさしい!!! ありがとうございます、たのしみー!





MUNIMUNI

アイシTELLさんのお誕生日だというのに、スモークで見えない……のはムニムニさんならではですね。
でも、それがカッコイイからいいんだ!それがロックなんだ!(?)

いつもの“あの”ポーズを一度もやらなかった気がするのですが、そういう日もあるのね?

「揺れる影絵」を聴くと、妙になつかしくなるのはなぜだろーう。ディレイをかけたアルペジオの部分が、昭和のアイドルの暗い曲の雰囲気と似ている気がするんだよね笑 夜の国道を走る車のカーステレオから流れてきそうだよ。




4バンドさんともかなーり個性派なので、最後まで本当にたのしいイベントでした。
演奏時間は35~40分くらいだったのかな?これくらいがじっくり見られるので理想!