in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

7/21 DIR EN GREY【THE UNWAVERING FACT OF TOMORROW TOUR2010】at 新木場STUDIO COAST

2010-07-23 18:37:45 | ライブレポート


【SET LIST】

SE.
01.残
02.LIE BURIED WITH A VENGEANCE
03.THE FATAL BELIEVER

04.OBSCURE
05.STUCK MAN
06.慟哭と去りぬ
07.THE DEEPER VILENESS

08.逆上堪能ケロイドミルク

09.ROTTING ROOT
10.蝕紅
11.BUGABOO

12.AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS-UNPLUGGED-

13.DOZING GREEN
14.NEW AGE CULTURE
15.朔-saku-
16.凱歌、沈黙が眠る頃

-EN-

17.砂上の唄
18.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
19.REPETITION OF HATRED
20.冷血なりせば
21.AGITATED SCREAMS OF MAGGOTS
22.羅刹国



SEはうわさの君が代モチーフの曲だったかもしれません。ざわざわしていないところでちゃんと聴いてみたいっ!

ツアー・ファイナルであったこの日は、「残」からはじまる狂悪(造語っす!)なセット・リストでした。1曲目が鳴り響いた瞬間、ステージからもフロアからも“やってやるぜ!”っていうオーラがピーン!と張り詰めたような気がしたよ。

個人的に、「逆上堪能ケロイドミルク」なんかは久々過ぎて、ノリ方をまるまる忘れていました。“あれ、サビって跳ぶんだっけ!?たいな笑
歌い出しの“部外者は~”の部分は音源通りファルセットで歌われました。

「蝕紅」はまた神懸っていましたねー。京さんがアカペラで歌ったあとに、グロウルボイスを轟かせると、客席が一斉に歌いだして。それと同時に黄金色の照明でステージが照らされる。いやーすばらしかった!!


あと、特筆すべきは、しっとりとはじまったアンコールかなあ。

「砂上の唄」。歌いきった京さんが、静かに“バイバイ”とつぶやいたんですよ。なにもMCがなかったから、勝手に断定するのはアレですけれど、もしかしたらかわいがっていた後輩への別れの言葉だったのかもしれないないなあと思って。悲しいのと切ないのと驚きとでぞわっと鳥肌が立ったよ。

「砂」「空」「夏」「海」「風」「秋」「花」「春」……そんな自然を表す言葉がたくさん入っている唄だから、自然へ還っていく彼を祈っているように思えたんだ。


そしてラストは「羅刹国」。京さんが“女ー!”“男ー!”とたくさん煽っていましたね。京さんの話ばかり書いているのは、全編通してほぼ京さんしか見えなかったからですね!

演奏が始まる直前、ペットボトルの水を飲み切り、客席に勢いよく放りこんで“いくぞ!”的な姿勢を示したのがカッコよすぎました。


夏に日本でライブが行なわれること自体久しぶりだったので、いろいろな意味で激アツでしたー。



ストラップのデザインがかわいかったから思わず買ってしまいました。目玉だけど。丸いチャームってかわいいよね、うん!