summer diary

日記らしきページ

バイクの日 

2013年05月05日 | Weblog

 さて、今日で9連休のGWの最終日。 今日の天気予報は24度を超えるほどの陽気となり、風も穏やか、絶好の行楽日和とのこと。 こんな日に家の中でのんびり構えているのはあまりにももったいない。
当然バイクでしょ。 でも、知多遍路ではちょっと物足りないような。 いや、島を除けば後8か所。 今日中に廻ろうと思えば簡単に廻れるだろう。 どうしようかな?? 知多半島の幹線道路ではなくて、山の中の抜け道(これが結構いい景色が多いのです)
の開拓も楽しい。 特にこの時期は各所で渋滞する。 野間、内海あたりは通常の土日でもかなり車の数が多く、野間あたりの信号では長い車の列もできるほど。 そこで、やはりバイクのように狭い場所でも通り抜けることができるのを生かして、山道の抜け道(裏道)を探すのは楽しい。

知多四国札所でも高台で見晴のいい場所にある寺があるが、その静けさと眺望には心を洗われるのは本当だ。
遍路で一番の意味は日常の気持ちのありようをリセットする瞬間があることだ。
仏に念ずることはもちろんだけど、それ以上にそのお寺の空気や眺め、静けさの中に一時の時間、ほんの数分でも気持ちを預けることで普段では持つことができない落ち着いた心になれることだ。

88ヶ所+12か所(番外)の100ヶ所の知多四国札所巡り。 すべて満願したらお利益があるとか、願いがかなうとか、そうした思いは別として、日常では得ることができない何か冷静で穏やかな心を一時でも得ることができれば遍路を続ける意味は大きい。 今年1月から少しづつ廻り始めた知多四国遍路。 このGW(今日で最終日)に島(篠島、日間賀島)を覗いて満願する。
この島・・・。 外すわけにはいかないけど。 ただ、2巡目、3巡目で廻ることも決して悪くないと感じる。 
決して願いをかなえてもらうために遍路をしている訳でもない。 もちろん、本尊では「家内安全」「健康」でありますように・・・。と願いを掛ける。 それは、例えば何か悪いことが起こったとしても自分の願いが届かなかったなんてことを考えることはない。

「人生は修行の場」だとずっと若い時から思ってきた。 もちろん、修行中だから一切の欲望や快楽を捨てる・・・なんてことももちろんしない。 楽しいことは楽しみ、苦しい時は耐える。 明日に希望や期待だって当然あるし、まだやりたいことも沢山ある。ただ、逆境に立たされた時、苦しい思いをする場面が来た時にはいつも「人生は修行の場」と思って乗り越えるようにしてきた。さらに、「人生は±0で死んでいく」と思っている。 自分の一生を計算した時に苦しみと楽しみは100%相殺される。
どこで何をどのように苦しみ、どこで何をどんなふうに楽しむのかは人それぞれだけど、最後の息を引き取るまでに清算されると思っている。

さて、今日はとりあえずバイクの日にしよう。