summer diary

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運命的なもの

2013年05月27日 | Weblog

 今年から本格的にリターンライダーでスティード600を毎週のように乗り始めて5か月。 バイク仲間とのツーリング時に転倒事故を起こしてしまった。 一番起こって欲しくない事が起こってしまった。 一人で事故するならまだしも、仲間とのツーリング時、しかも1泊で予定していたツーリング。 
片道300Kmを超える旅も初めてだけど、泊まりでのツーリングも初めて、さらに高速道路を走行する予定だった。これも初めて、4人以上での走行ももちろん初めてだ。 
先頭を走るバイクは1600㏄のレーシングタイプ。 僕と、僕の友達以外のバイクはすべて走るためのバイクだった。
どうしても遅れないように走ろうと思う気持ちに余裕がなくなっていたのだろう。
それと意外と綺麗で走りやすい道が続き、もちろんカーブ、坂道、上り坂などが続く道路でもあった。

やっとスティードに慣れて、ある意味では安定した走行ができるようになったばかりの初心者ドライバーでもある。
このタイミングで転倒事故を起こすのはある意味ではなんとなく運命的なものを感じる。
本来ならとても楽しいツーリングだったはず・・・。 それが、とんでもないことになってしまうのは何か僕の過去の行いの悪さが帰ってきたような気がする。 行いの悪さか・・・。 そんなに心当たりはないけどな・・・。
もちろん、聖人じゃないので・・・。 

バイクに再び乗り始めて2週間目の事。 バイクショップへクラッチの調整をしてもらいに行ったその帰り、右折でショップから出るときに反対車線へオーバーランして対向車と衝突寸前だったことも・・・。 あの時は逆に衝突しなかったのが奇跡だと思った。
それほど慣れていない時だったのだ。

今回は慣れてきて、ある程度のスピードでバイクを倒してカーブを曲がることができている。 そんな矢先だった。
それと自分では十分に倒しているつもりでも思っているほど倒れていないのだ。
アメリカンバイクはトレッドが長いこと、重心が低いこともあり、コーナーでバイクを倒す感覚がまったく違っているのだろう。
その点でも、アメリカンバイクはネイキッドやレーシング系のバイクとはやはりかなり乗り方が違っていると感じる。

ともかく、今週1週間はこの身体はまともに仕事をすることができないだろう。
今週は有給休暇で休みを取ることにする。 
バイクの修理はどのぐらいかかるのか・・・。 まっ、どの程度まで直すのか・・・だけどね。

これからは自分の実力以上の走行は絶対にしない事。 常に初心者の気持ちで乗り続けることが必要だと感じている。
これは二度と事故を起こさないために絶対に肝に刻んでおく必要がある。

ともあれ、今回の事故は今後の人生の中では必要だったこと・・・。 そう思うようにしたい。
この程度の怪我で済んだことはとても幸運なことだったと思えるし、これはバイクを乗り続けることの必要な経験の一つだと思うようにしたい。
実際に事故を起こさないまでも、ほとんどそれに近い程度まで誰しも経験している。
ほとんどのライダーはそんな話をいくつも持っている。 逆に僕は実際に事故を経験して、改めて本当にバイクの怖さを知ることができた。 この経験はとても大切な今後のお守りにしたい。