summer diary

日記らしきページ

東京オリパラ組織委は混迷

2021年02月12日 | Weblog
 連日TVや新聞、報道番組で取り上げられていた東京オリパラ組織委員の会長の森喜朗が辞任表明して、後任には日本サッカー協会元会長で選手村村長の川淵三郎氏 で調整していたけど、急遽会長職を辞退。 辞退と言うか、受諾しない意向を示した。 会長職の難しさや責任を考えると、1人の組織委員で留まる方が得策だと判断したのだろう。 さらに、年齢的にも森会長より年上と言うことも周りの反応を伺うと、やはり受諾することに懸念を感じたこともあるだろう。
そこで、結局は橋本聖子五輪相(56)が浮上。  これは当然の成り行きだろうと思う。 元々、この五輪相は東京オリパラの為の役職で、5輪が終わればその役割はない。 当然だろうけど、後半年も無い中で、この選択は当然だろう。
ただ、他にも日本が誇るレジェンドは居るので、その点ももう一度考えても良いだろう。 
この時期に会長がこうした不祥事を起こすのは、世界的にも日本の恥となったあろう。 そもそも、高齢者がこうした時代の意識や常識に対応する事が出来ないような日本の風土と言うか、教育と言うか、さらには、トップダウンの組織の体制なども含めて、もっといろんな意見が闊達に出来る透明性のある組織であることが重要だ。 今は、多くの企業でもトップダウン方式はすでに死に絶えている。 多くの家電業界の企業が中国や韓国などの企業に負けた苦い経験もある。 それは、トップに対する意見が言えない体質が生んだ負の遺産だろう。 三菱航空機などの三菱関連企業でも、昔からの財閥意識から脱却できない体質が齎した結果、MRJの失敗にも繋がることである。
こうして、世界と戦うことが出来る企業は、多くの才能を掘り起こすだけのトップの意識が各段に違う。 そこには、性別や人種、学歴や経験など関係なく、誰でも自己の才能を発揮できる環境があるのだ。
だから、他者が思いつかない新しい様式や、技術、デザイン、先端産業が常に持ち続ける最大の武器を維持する事が可能になる。
今回の森会長の辞任はある意味では当然の事だろうけど、これも、東京オリパラが1年延期になった事で起きた問題だろう。
森会長も結局はコロナに負けた1人となった。 このコロナの影響はほぼ全ての人々に何等かの影響を与えている。
仕事やプライベートな生活だけではなく、関係ないと思う人々との繋がりなども含めて、コロナによって奪われてしまった物がある。
ほとんど変わらないように見える私でも、このコロナの影響は大きい。
それは、ジムに行けなくなった事で、家でトレーニングするようになった。
さらには友達などと一緒に出掛ける事も無くなり、バイク、自転車を売却。
そして、家で楽しめる物を探してみると、私にはギターがあった事。
今では筋トレよりギター優先の生活になった。
さらに言えば、新しくギターも購入して、これからはずっとギターを弾き続ける事に決めた。
コロナの影響が無かったら、私は再びギターを弾くことも無かったかも知れない。 おそらくそうだろう。 コロナがなければ、今でもジムに通い、バイクで友達とツーリングをしている生活が私の生き甲斐だったろう。
でも、ギターを残りの人生の私のライフワークに出来た事はとてもラッキーだった。 何よりも、バイクに乗れる期間は限られているし、あと数年もしないで、リタイアしているだろう。 トレーニングもジムでなくても、家で十分に身体を鍛える事は可能だと言うことも分かったし、ジムに通う時間や費用も必要なくなったことも、ある意味では利点となった。
仕事や収入などの点は全く変化が無いので、コロナで生計がひっ迫した人や今後も職を失う人などに比較すると、幸いにも私は今の仕事を選択した事は運命的な物を感じる。
60歳の定年で以前の職場を退職して、今の仕事に就いたことは、運が良かったと思う。 妻も運が良かったと言ってくれている。
なので、どんなことも、自分の意思に正直になる事が一番正解の選択であると実感するのだ。 これまでも、判断出来ないような選択をしないと行けない時には常に自分の本当の意思に素直に従うことにしてきた。
それが結局は自分に取って、最も適切な方向へ導くことになる。
今回のコロナで私の今後の人生も変化した。 ギターを選択した事は、今後その選択が最も適切で最善の物であることを証明する日が来るだろう。

やっぱりスペインギターが良し

2021年02月12日 | Weblog
 国産手工ギター、松井邦義の630mmのショートスケールギターを購入してから3週間が経過。 その音や弾きやすさは確かに良いと実感することが出来る。 がしかし、当初、HANNABACH の弦に交換した時には、実際にその音量や音の華やかさはない。
私が所有しているCórdobaの650スケール45limitedの方がはるかに音量、その音色もはっきりとしているし、明瞭で耳障りの良い音を出している。
価格からすると、手工ギターはCórdobaの倍の価格である。
なのに、である。 期待していた音を出してくれることはないだろう。
弦をサバレスのハイテンションに交換して、ようやくその音の切れの良さが出てきた。 しかし、まだ総合的な判断をすると、Córdobaのギターを超えている感じもないし、音も籠って聞こえる。
これはショートスケールと言う違いもあるだろうけど、それにしても、倍の価格もするギターでさえ、量産ギターのCórdobaに勝てないのは??
正直、ちょっとがっかりしているのだ。
今後は国産のギターを買いたいと思わない。
音自体の艶と言う言い方をすると、どうかと思うけど、それ以上に、音に魅力がない。 もちろん、低価格のギターに比較すると当然だけど、音は良いに決まっている。 しかし、数万円程度のギターと比較するのは妥当では無いだろう。 少なくとも、数万円のギターを数本も買えるような価格設定している以上はもっとその音を奏でて欲しい。 
正直、今回は失敗した気持ちで一杯である。
次回はやはり、ホアン・エルナンデスかCórdobaのエレアコを買いたいと思う。 どうしても、スペインのギターの独特の鳴りの良さは本来のギターの音色だと私は思って居る。 響かないギターは結局は余計な力が必要で、そうしたギターは良いギターの定義からすると不合格品だ。
良いギターは軽く弾いても音は良く鳴るし、音量もある。 さらに、音階はどの弦を使用してもバランスが良く、3,4弦などの籠るような感覚はない。
もっと、国産ギターの手工ギターとしてはもっと研究をして頂きたい。
私が言うのはちょっと吝かかもしれないけど、どうしても比較すると、そのバランスは明らかに劣るのは、今回購入した国産手工ギターである。
まっ、でも、私はこのギターも大切に弾き続けることにしようと決めた。
早々に売却することも考えていたけど、所詮、売却しても3割程度で買い取られるなら、馬鹿らしい。 国産手工ギターと言うレッテルである程度満足する以外には無いだろう。 
まっ、確かにショートスケールなので、弾きやすさは確かにある。
でも、それ以上に音そのものを犠牲にしている事は意味がない。
もっと、音を維持して作り込むことを望みたい。