summer diary

日記らしきページ

Audibleはいいですね。

2022年04月08日 | Weblog
 AmazonAudibleを再開して、すでに数冊を聴き終えた。 当初は小説を聴くことを目的としていたけど、所謂、啓発本などは本を読むことより、朗読を聴くことの方がより記憶に残り、心に入ってくるような気がする。
ナレーターの声色などが気に入って聴くことが出来るなら、そうした本も良いだろう。 そうした本も2冊を聴くことにした。 
今聴いてるのは
【草薙龍瞬朗読】反応しない練習 特別版~自分の心を失わないために~
である。 
この朗読は本人が朗読していて、その分だけ、より心に染み入る実感がある。
中学を中退して、家出。大検資格を得て、東大法学部に入学する。家出をしてから、大学に入学するまでの人生をどのような経験してきたのかなどは不明。 
  • 37歳でインド仏教指導者・佐々井秀嶺の下で得度出家[1]。
  • インド、ミャンマー、タイに仏教留学。ミャンマー国立国際上座仏教宣教大学(ITBMU)専修課程修了
  • 宗派・伝統に属さない独立出家僧として、各地のイベント・講演会・研修に出張も行う 
これまでに出版した著書も多々あるが、ほぼ全てはブッダの思考を基礎として、人が幸せに暮らすために必要な心を維持するための向き合い方。
そうした内容だと思う。 
いろんな啓発本などもあるし、引き寄せの法則などなど、マーフィーなどの潜在意識などの話もあるが、
これまで読んだ中で、最も人生を変える(豊かにする)為の基礎を得る事が出来ると実感している。 
こうした本は聴き手側の認識で、様々な評価があるだろうけど、少なくとも、単なる誰かの体験を列挙して、こうしたら、こうなったとか、こうすれば、こうした結果に繋がるとか、成功体験などからポイントを謳うような啓発本とは一線を画している。 
人の精神性の根源を遡り、ブッダの思考と同期させてその根源の真実を話している点でも、この本を読む価値はある。
特に本ではなく、Audibleで聴くことが出来るので、何度も繰り返して聴く事も容易に出来るので、今後、この本はお気に入りに登録して、時間がある時に聞き返すことにしようと思って居る。 

私は今では特に悩みや、人間関係や、将来への不安や、どうして生きるのだろうとか、目標がないとか、そうした物は皆無な状態なので、特に今の自分を変える事を望んではいない。 
もちろん、もっとギターが上手く成りたいとか、もっとお金が欲しいとか、そうした誰もが望む願望も無いわけではない。 
しかし、この本を読む以前から、そうした願望に依存する意識は精神の安定を崩す要素になることも感じていて、さらにはそうした願望によって現実を現実として認識する事を忘れて、無駄な思考を繰り返す事に対して、意味がないことも実感している。 
それ以上に現実は今、目の前にある現実であり、それ以上でもそれ以外でもなく、それに対して、愚直に、素直に、実直に今を生きると言う事を実践する事が全てである。と確信している。 いや、この確信すら意味がなく、常に心は流動して変化し続けていて、それが向上なのか、後退なのかを意識する意味もない。 自分の存在を意識して、自然を意識して、世界を意識して、地球を意識して、宇宙を意識することは全ての物が間違いなく繋がり、影響し合い、共有し合い、生まれ、死んでいく運命でもある。 
人は必ずその生命を終える時が来る。 人だけではなく、全ての物質はそうだ。 太陽ですら、何時かは消滅する運命にある存在である。
地球ももちろんそうだが、人の人生はそうした宇宙的な時間軸からすると、数秒の数万秒の1にも満たない物である。 
私は以前から、この地球に人間が存在しない状態を想像すると、最も美しい惑星だろうと想像する。 これは人間の所謂、煩悩が生み出すさまざまな物で溢れている世界がとても醜い物として映る。 
もちろん、こうした思考も逆に煩悩なのだろう。 

さて、今日は天気も良いし、今日から3連休なので、のんびりと過ごすことが出来る。 午前中に少し買い物に出かけて行って、ギターの弦交換をして、午後からギターの練習をして、夕方から筋トレをして、風呂に入り、ビールを飲んで、ギターを弾いて、Audibleで聴き、寝ることにしよう。