AF 昨日、ついにフルアコ(IbanezAF95SB)と、アコギ(headwayJT)、イケベオリジナルセミハードケース、Yamahaのアンプ、その他シールド2本、ストラップ2本、弦2セットなどをまとめて売却した。
売却価格は私の希望価格よりも高かったので、まっ、その場で決済。
結局はこれで今所有するギターはクラシックギター1本(Córdoba45Limited)のみとなったのである。 部屋の中はかなりすっきりして、なんだかちょっと寂しいような気もする。
明日はイシバシ楽器に行くことに決めていて、Antonio Sanchezのクラシックギター、professor3の試奏、クロサワ65周年記念の特注ギターも試奏する。
さらに、ホアン・エルナンデスのギターも試奏しようと思っている。
気に入れば購入も考えているのであるが、もちろん、予算の問題もあるし、さらには果たして、今2本目のクラシックギターが必要だろうか??
おそらくは、必要はないだろうとも思うけど、やはり、予備のギターは1本欲しいとも思う。
ギターは何時故障するか分からないし、定期的なメンテナンスをする時でもやはり1本は予備として持ちたいとも思う。
さらには、やはり今以上に音量、弾き易さを求める事も確かである。
おそらく、もう1本購入したら、これこそが最後のギターになるだろうと思うし、最後になるのは明白だろう。
さて、これまではいろいろとギターのジャンルを熟したいと思っていたので、その都度、そうしたギターを購入してきたが、やはり、そんな最初からいろいろと手を出すのは間違っていたと気づいた。
なにしろ、クラシックも初歩からで、そんな状態でポピュラー曲やジャズを練習するような時間もないし、クラシック曲を熟すことすらなかなか難しい状態で、あれこれと弾けるはずもなく、最初からそんな無謀な試みなんて物は無理だったわけである。
10月からクラシックの講座に通い始めて、そこで出される課題曲を熟すだけで目一杯である。 今後はクラシックギターのみに専念して、ともかくも、それなりのテクニックを身に着ける事を最優先することに決めた。
なので、クラシックギター以外のギターは必要無し。 もう一度ギターを再開した時に戻って、再スタートする事に決めたのである。
私はカルカッシ教本を唯一練習課題にしていたけど、これは意外と難しく、どうしても初歩から中級、上級までの練習曲は1歩がかなり難度が高くなるので、初歩からのスタートではもっと簡単な曲をいくつも弾く事が良いと感じた。 今回はそうした意味では講座では簡単な曲を何曲も練習するので、基礎力は確かに付ける事が出来そうだ。
もちろん、これからもカルカッシ教本は継続して練習するのであるが、講座での課題曲を優先して、もっと基礎的なテクニックや音楽的な要素を身に着ける事を優先したいと思う。
そもそも、ギターを再開するきっかけは、コロナウイルス感染の拡大に伴い、ジムが休館になったこと。 さらにはバイクなどでツーリングする機会もなくなり、お遍路なども遠慮する事になった。
実際に外出する機会を失った事はギターを弾こうと思った最大の要因だろう。
当初は以前から持っていたクラシックギターとアコギがあった事。
これはもう40年以前の物で、クラシックギターはネックの反りもあるし、音色は全くダメな音だ。 アコギはブリッジは浮きがあるし、ネックの反りももちろんある。 保管状態が最低だったこともあり、使えない状態とも言えないが、心地よく弾くのは無理だった。
そこで、クラシックギターを1本少し奮発して16万円で購入した。
それが今使用しているCórdoba45Limitedである。
実際にこのギターを弾いた時には、これこそがギターだと実感したのである。
その後は前から書いている通りに、いろんなジャンルに手を出して、結局は6本のギターを購入していた。
まっ、書いている通りに、その中で5本を売却して、今は当初、最初に購入したギター1本に戻った訳である。
これまで、そうした無駄なお金をギターに費やしたのであるが、結局は最初に戻った事になる。
それでも、後悔はしていないし、逆にそうした経験があるので、今はクラシックギターに専念する意欲が強くある。
今後はクラシックギター以外のギターに手を出すことはないだろうと決心しても居る。
何しろ、私はすでに65歳になり、今後ギターを弾き続けられるのは20年程度だろうと思うし、まっ、その点は分からないけど。
そうとしたら、クラシックだけでもある程度のレベルに達するにはそれぐらいの時間も掛かるだろう。
他に手を出すような余裕は無いだろうし、あるとしても、やはり、いろいろなギターを弾いて来た経験からもクラシックギターが一番弾き易い。