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頑張らない生き方

2022年05月07日 | Weblog
 頑張らない生き方・・。 なんかの本のタイトルのような言葉であるが、この意味の真意は何だろうと・・・。 私はすでに60歳を超えているので、死を迎えるまでの人生の時間はそれほど多くない。 なので、この頑張らない・・・と言うのは、実感として理解できる。 この歳で今更頑張って生きる必要性が無いのである。 仕事も今はフルに契約社員で働いているが、今年の年末でリタイヤを決めているので、来年からは好きなだけギターを弾き、計画的に筋トレも出来る。 睡眠もしっかりと出来る毎日がやってくると思うと、その日が待ち遠しい程である。 睡眠に関しては、今の仕事が24時間勤務なので、勤務日は睡眠は絶対的に足りていないし、眠気を押えて、起きていないといけない仕事であることも、睡眠に対する思いは強くある。 
勤務明けの日、休日はしっかりと睡眠を取っている。 7時間から8時間、時には9時間から10時間もベッドに入っている時も有る。 
しかし、月に10回程度の勤務があるので、月10回は完全に寝不足と言う事になる。 これは健康管理からすると、良く無いことは間違いなく、高齢になってから、睡眠時間を減らしてまで仕事を優先する必要は無いし、しない方が良いのである。 
こうした意味では頑張らない生き方を選択するのは必須要素だろう。
ただし、ギターの練習や筋トレはそれなりに頑張っているとも言える。 
もちろん、それなりにである。 他の事を反故にしてまですることはないし、他の事と言っても、家事と買い物程度だけど、そうしたやらないといけない事を優先して、後は自由な時間にギターを弾き、筋トレをして過ごす。 
ギターの練習も無理にすることもなく、マイペースで少しづつ進めばそれで十分なのである。 プロを目指している訳でもないし、(今更無理であるだろうし)ギターで収入を得るような事はあまり考えてもいない。
まっ、しいて言えば、ギターを趣味としている人との繋がりが持てればいいかな・・・。 持てなくても別にいいのであるが。 
若い時には、全てに必死に頑張っていた時もある。 仕事は勿論だけど、趣味のウインドサーフィン、スキー、キャンプ、絵を描き、ギターを弾き、本を読み・・・旅行、映画鑑賞や行楽地に出かけたり、デートしたり、飲みに出かけたり、ドライブ、バイク、自転車などなど。
凡その事をしていた。 
なので、休日はほとんど家に居ることはなく、朝から夜遅くまで外で過ごす日々であった。 現役時(60歳の定年まで)は筋トレも週5日は当たり前だし、バイクでツーリングなどでほぼ外で過ごしていた。
子供が小さい時は休日は必ず公園や行楽地へ出かけていたし、子供の剣道の試合にも必ず観戦していた。 
今思えば、かなり頑張っていたんだと思える日々を過ごしていた。 
しかし、今はそうした頑張らないといけない時期を過ぎて、たしかに頑張らない生き方をしていると言えるだろう。 
若い時、それも10代、20代の頃は頑張る以上に、必死に何かを追い求め、追及し、それ以外は目もくれず、ただひたすら集中する時期がある。
この時期に必死で何かを成し遂げると言う経験が無い人はある意味では不幸だろうと思える。 若い時は自分がやりたい事をとことんする事が大切な人生の経験値を得るためにも必要不可欠な時期だと思って居る。 
恋愛も仕事も遊びも自分がやりたい事をとことんやりきる事。 もちろん、失敗も多々あるし、必ず夢が叶う訳ではない。 ほとんどの人は描いた夢を実現出来ていないのが人生だ。 さらには、恋愛にしても、仕事にしても、遊びにしても、痛い目に合うことは当たり前だし、成功体験なんてそんなに多くもないだろう。 しかし、そうした必死で何かに取りつかれたように必死にやり遂げる事は、その後の人生に大きな財産となって、人生を豊かにする素材となるのである。 自分では気づかない所で、生きる事だけではなく、何かを始める時でもそれをする為に必要な力を持っている。 
若い時は薔薇を摘め・・。 だったと思うが、瀬戸内寂聴さんの講話の中で繰り返し、若い人に伝える言葉がある。
薔薇には棘があり、素手で摘むためには、傷つき、血が出る。 しかし、若い時はその傷つく素手も治る時間もあるし、治る時間も早い。 若い時にしか出来ない物をどんどん挑戦して傷つくことを恐れる必要もないし、自分がやりたい事、好きな事に手を出して欲しい。 
これは頑張らない生き方とは違って、頑張り尽くすと言う生き方でもある。

若い頃から頑張らない生き方を推奨するような本なども見かけるが、私は若い頃に頑張らないなんてのは、勿体ない人生を生きろと言っているような物だと思って居る。 
若い頃に頑張らないで一体何時頑張るのか? 高齢になってから頑張るのはそれは相当にしんどいのだ。 さらに、頑張っても若い時ほどの収穫は少なく、期待するほどには身に付かないのである。 
なので、若い頃こそ、頑張って生きる事は、人間としてはとても理に適った事なのである。 

さて、今日は時折曇り空になるが、大方は晴れていて、湿度も低く、過ごしやすい日だ。 今朝は庭木の剪定を1時間程度で終えて、シャワーに入り、少し買い物に出かける予定である。
ギターの練習は午後にして、筋トレも夕方遅くにしようと思って居る。 
玄関前の庭木は年に2回程度の剪定が必要だけど、去年は1回しかしていないので、相当に伸び切っていて、今日はバッサリと切り落として、すっきりと気持ちよくなった。 
これで暫くは剪定の必要は無いだろうし、これから真夏に風通しも良くなり、見た目も涼しい気がする。 
昨日は散髪に行って、3か月ぶりにさっぱりと短髪にした。 2か月程度で行く予定だったのだけど、なかなか行ける日が合わない(仕事の都合や用事などで)ので、3か月も経ってしまった。
髪の毛が伸びると、シャンプー、リンスの無駄になるし、洗う時間も無駄、さらにはドライヤーで乾かす時間も無駄だし、セットする時間も無駄。 










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