新しくギターを購入したので、ハードケース内の湿度を一定に保つ効果が在る湿度調整剤を購入した。
ギターは湿度に大きく影響を受けるので、ギターやバイオリンなどの木で作られている楽器は凡そ湿度管理がとても大切である。
理想的な湿度は40~50%とされていて、この湿度を室内で管理するのは大変である。 保管はハードケース(密閉度が高い方が良いだろう)内に入れて保管することが最も有効だと言えるそうだ。
本当なら、ギタースタンドへ置いて、いつでも弾ける状態が上達するには良いとされているけど、ギター自体の状態を考えると、ハードケースで保管する事が望ましい。
今回購入した湿度調整剤はDR.Dryと言うフェルナンデス社の製品で、2個で880円。 半年間の効果期限なので、半年毎に取り換えることにしようと思う。 2個づつ使用できるように、密閉袋に2個入っているので、1個つづ使用するなら1年間使用することも可能だろう。
私はヘッド部とボディー部へ1個づつ入れているので、半年毎に購入して使用することにしている。 半年で880円程度ならほとんど費用としては無いに等しい。 弦なども1年程度は使用可能だろうから、それほどの費用も掛からない。 ギターは毎日でも何時間でも使用することが出来るし、私は昨日も夜勤明けで帰宅してから4時間程度(朝1時間、日中2時間、夜1時間)の練習をしていた。
今日も最低でも4時間は練習することが出来る。 実際に弾いていて何度も、何度も、何度も同じ練習曲を弾いているけど、なかなかスムーズに弾けるようにはならない。 それででも、遅々たる進捗でも前に進むことも出来ている実感はあるので、弾いている時間は全て楽しい時間になってる。
私はやっぱりギターが好きなんだと改めて実感することが出来る。
ただし、やはり気になるのは近隣への音がどの程度響いているだろうか? と言う問題である。 実際に自分が弾いている時にどの程度外に音が漏れているのか聞くことが出来ないので、何とも言えないのだけど。
あまり大きな音が漏れているなら、ちょっと練習自体を変えないと行けないかも知れない。
私の家は一戸建てなので、アパートやマンションに比較すると隣への影響は少ないと思うけど、それでも当然漏れのは間違いない。
防音されている部屋でもないし、特に厚手のカーテンをしている訳でもないので、聞こえているだろうと想像は出来る。
私の斜め隣の家からは時折ピアノを弾く音が聞こえてくることが以前は多くあったけど、最近はその家の娘も居なくなったのか、ほとんど聞くことが出来ない。 なので、ピアノ程の音量ではないにしても、全く音が外へ漏れていないことは無いので、その点が少し気になる。
それでも、日中ならまっ、それほど気にすることも無いだろうし、夜も8時半までと決めているので、近隣への迷惑にはなっていないと思う。
もう少し上達したら、もっと気にすることも無いだろうけど、まだ初心者の初心者の段階なので、より一層気になる。
音量はやはり新調したギターはかなり音量も大きいし、音質も良い。 以前のギターの音がそれほど思って居た程の音色ではなかった事を実感したのである。これまでは、自分のギターが結構良い音色だと思って居たけど、やはり大したギターではない事を知った気がする。
弾きやすさもコルドバのギターはとても弾きやすい。 ネックは微かに細身(ネック幅は52mmと同じだし、スケールも650mmと同じだが、ネックの厚みが若干薄い気もする)だと言える。 ボディーの厚さも少し薄いので、身体に近く寄せる事が出来るので、より左腕を身体に近い場所で弾けるのは弾きやすさに繋がっている。
ボリュームを出すにはボディーは厚い方が有効だし、効果的だけど、厚すぎると身体から離れるので、弾き難さに繋がるのだと思った。
全体的なバランスを考えると、Córdobaギターは弾きやすいギターだろうと想像できる。 他のギターを弾いたことは無いので、何とも評価出来ないけど、いろいろなギターのスペックを見るとやはり微妙にCórdobaギターは全体的なサイズが数ミリ程度小さい気もする。
この点が弾きやすさに繋がっているのだろうと実感することが出来る。
爪の話。
クラシックギターで右指の爪はかなり大きな音への影響がある。 プロでなくても、クラシックギターやソロギターを弾く人はほどんど爪を伸ばしている事は常識だろう。 私も出来る限り爪を伸ばして、良い音、音量で弾きたいと思うので、少し伸ばすことにした。 しかし、どうしても年齢的な問題もあるし、以前から爪自体が弱いので、上手く伸ばすことが難しい。 さらに、トレーニング中にダンベルなどのウエイト交換時などで、爪に傷がつき、さらには割れる事も多々あるので、まだ今は初心者レベルであることもあり、親指以外の爪は逆に弦に当たらい様に全て綺麗に切り落としている。
これは、どの指の爪も当たらない事が大切で、1本だけ爪が当たったりすると、音のバランスが完全に崩れるので、伸ばさないなら伸ばさない方が良い。
教則本にも書いているけど、初心者の間は得に爪を伸ばさないで練習する事も何も問題はないとのこと。
私もある程度上達して、音に拘るようになったらそれから爪を伸ばすことも良いだろうと思って居る。 さらには、仮に爪を伸ばさないなら、何か他の方法も考えたい。 親指だけは特に伸ばしていてもあまり影響はないので、低音弦を響かせるためにも親指の爪だけは伸ばそうと思う。
湿度調整剤のケース内に2個入れているけど、特に固定していないので、ケース内で動く事、直接ギターに触れる事もあまり良い気もしないので、ゴムバンドでネックの支柱に取りつけられるように100円ショップでゴムバンドを購入して、改善しようと思って居る。 日本の湿度の平均は20~40%程度が多く、梅雨時などは高湿で雨の日も80~90%にもなる事があるけど、通年を考えると30%前後となり、乾燥に注意する傾向だろうと思う。
高湿を気にする時期はやはり梅雨時や夏場だろう。
冬場は乾燥には特に注意が必要で、屋外でもそうだけど、屋内では暖房を使用するので、特に乾燥する傾向が強い。
そうした屋内に放置することは絶対に避けたいし、ケース内には湿度調整剤と共にスポンジへ水分を含ませた物を置くことも保管方法としは効果的だろうと思う。 実際に、ギターのサウンドホールにぶら下げるタイプの物も販売されている程である。
勿論、ケース内に保管している状態を長く続けるのも問題だろう。
楽器は弾いている間はとても良い状態を保つとも言えるので、出来る限り毎日ギターを弾くことが一番状態を良い状態にする効果的な対策だろうと思う。
私はほとんど仕事以外は毎日弾くので、長くケースに入れている時間も1日以上入れっぱなしになる事はない。
さてと、では練習時間ので、これから昼までしっかりと弾くことにしようと思う。