正午に夏至の光を浴びました。 おだやかな夏至の光に感謝ですね~
さすがに今日は、プラーナというのか、オゾン粒子なのか、たくさん飛んでいましたね~
あ、もちろん、今日は、夏至の図形にぬり絵を楽しみました~、夏至のマンゴーも図形も最高です!!
午後は、新宿の紀伊国屋書店に「イエーツ詩集」を買いに行きましたが、なんと、4月に、あんなに探したエリオットの「荒地」が入っていたんですよ!!
いまや、古書店でも、なかなか手に入らないエリオットです。
詩集は捨ててはいけませんね・・・詩を読む方、少なくなったのかしら・・・
「さまようイーンガスの歌」
はしばみの林に出かけた。
そして はしばみを切り剥いで棒をつくり
いちごの実に糸をつけ
白い蛾が飛び
蛾のような星がきらめき出す頃
いちごの実を流れにおとして
それを床に置くと
火をおこしにかかった。
しかし、さらさらと床に音がして
誰か 私の名前を呼ぶのだ。
それは 林檎の花を髪にかざした
微光を放つ少女になっていて
私の名前を呼んで駆け出し
あかときの光に消えて行った。
私は盆地や丘々を
さまよい歩いて年老いてしまったが
彼女の行方をつきとめて
その唇に口つけし、その手をとりたい。
丈高い斑の草地をあるきまわり
時がついに果てるまで
月の銀の林檎と
太陽の金の林檎を摘みたい。
(イエーツ詩集 思潮社/ 加島祥造 訳編)