2013年は伊勢の皇大神宮と出雲大社の同時遷宮ということで話題になりました。裏表、陰と陽、同時に生まれ変わり甦ったわけです。大社では遷宮の時にしか出さないという「蘇り」のお守りを求める長蛇の列でしたが、私達はどういうわけかおみくじコーナーで早々に頂くことが出来ました。
私はこの2年余り関東の氷川神社(素戔嗚尊)を廻っていましたので集大成の旅でもありました。
出雲大社はご存知のように御祭神は大国主命ですが、正殿の真後ろにスサノオが祀られています。出雲はなんといっても素戔嗚尊を中心とした一族の国です。
日御碕には素戔嗚尊の日本総本社があり、日沈の宮には天照大神が祀られています。日御碕は夕日の美しい景勝地でもあります。
<神の宮・スサノオ <日沈の宮アマテラス
松江にある佐太神社は地元では有名で大切にされています。2日目の松江の神社は甥が案内をしてくれましたが、先ず1番にあげたのがこの佐太さんでした。
中心の祭神は猿田毘古大神 ・左が素戔嗚尊・右に伊邪那美命。母神イザナミを慕って八百万の神々が集うことから「神在の社」と呼ばれている。
道を隔てて田中神社があり、手前は木花咲耶姫、背中合わせで磐長姫。なぜここに祭られているのか不明ですが・・・
松江の熊野神社には強烈な想い出がある。15年ほど前に行った時、境内に入ると泣き声がした。大きな男の声だった。それはお社の上空の雲の中から聞こえた。正確なお言葉は忘れたのですが、人の心が荒れている、と言われた印象がある。
その同じ泣き声を再び聞いたのは2001年9月9日四国に向かう飛行機が和歌山上空を通過した時でした。
「さぶい・・・さぶい・・」とお体を震わせて泣いておられた。 さらにもショックだったのは、飛行機が揺れ出し、機内に水が流れて来るビジョンが見え始めたのです。
その飛行機の機体、翼の付け根には鷲の絵が描かれていたのです。窓側にいた私は日航機なのにどうしてアメリカの鷲のマークなのか、写真を撮っておこうとしたのですが、角度的に写らなかった。
そして9月11日に羽田に帰ってくると同時多発テロのニュースで大騒ぎになっていたのです。あの方は遠い国を案じて泣いておられたのでは、と思いました。
その方に最初にお会いしたのは(といってもその時は夢の中でした)湾岸戦争(1990)の直前でした。雲の上に大きな体の神様が座って地上の声を聴いておられた。
地上の祈りの声のようでした。どんよりとした声が流れる中から、上空に向かって10本くらいの声が上って行く。一言ひとことがつながって、こよりのようにより合わさって神様の元に上って行った。
その時私は気がついたのです。私も含めて世界中の何万もの人たちが戦争が回避されるように祈っていたはず。それなのに神の心に届く祈りはたった10人ほどしかいないと言っておられる。
その方がスサノオの神様かは分かりませんが、どうも熊野に縁のある神様だと感じています。
重い話になってしまいましたが、でもその夢のおかげで、私は祈ることを学び始めましたので、感謝しています!!
さて今度の熊野神社では何ごとも無く、この2年余の氷川神社のことをご報告させて頂きました!!
お稚児ちゃんの愛らしいこと~~
狛犬さんのこのポーズは「出雲型」というそうです。こういう自然の川が少なくなりましたね。
2泊3日のスサノオ関連のラストは京都の八坂神社でした。もう暗くなっていましたが、ご報告させて頂きました。
いつものように巨大なえんま様のような王印の方はお出でになりませんでしたが、突然目の前に大きな三角の光が来て、それはOKサインのようでした。めでたしめでたし!!
八坂神社でカメラをのぞくと紫色の空で、色々角度かえても紫色。一緒に行ったアキさんも同じでした。彼女は連写した1枚に満月くらいの星?が写っていました。オーブではないので、UFOかもね~
5分くらいで元に戻りましたが、不思議でしたね~
今日はスサノオ編でした。また続編書きます