シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

母の日商戦余話

2006年05月13日 | グルメ・他
母の日商戦のリサーチに伊丹のダイヤモンドシティに出かけ、JR西日本の尼崎脱線事故現場を通過した。
行きも帰りも事故現場は徐行運転で列車はスピードを落とす。
帰りの車内は空いていた事もあって、ドア横の座席に座っていた僕は立ち上がって手を合わせた。
タイル張りのコンクリートの柱には傷が残ったままだったが、あんなに狭い空間に飛び込んだのだと驚いた。
当時の惨状と犠牲者を思うと胸が痛んだ。
極端にスピードを落としたけれど、尼崎への到着は30秒も違わなかったのではないか?
秒間隔、分間隔で運行される世の中の気ぜわしさにフト疑問を感じた。

あれはそう昼過ぎの時刻で、列車はやがて東西線の地下に入って行くと、空腹の私の鼻にシーチキンサンドの美味しそうな匂いが飛び込んできた。
向かいの席の窓ガラスはトンネル効果で鏡状態になり、僕の座っている席の端でツナサンドを食べている女性を映し出した。
26,7の美人顔の女性に見えたが窓ガラスなので詳細はわからない。
僕ならまだしも妙齢のお嬢さんが・・・と思っていたが、黙々と二つを食べた。
京橋駅の手前で途中下車のため立ち上がり、ドアが開くのを待ちながら隣のドアの方を見たらそのお嬢さんと目が合った。
クリクリっとした大きな目をした丸顔の中々の美人である。
思わず、ほんの少しだけニコッとしたら、向こうもほんの少しだけ恥ずかしそうにしたような気がした。
あれは、妙齢の女性と縁の無くなった僕の妄想だったのだろうか?
コメント (1)
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