シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

のざき観音

2013年05月10日 | グルメ・他
福聚山慈眼寺というよりは野崎観音と呼んだ方がなじみが深い。
お染久松でも有名で、「お染久松塚」もある。
私は長く、お染久松は悲恋の心中をとげたとばかり思っていたのだが、二人は結ばれていたことを後日知った。
弔うべきは、お光の方ではないかと思ったりするのだが、野崎村の久松を知る人もだんだんと少なくなっていることと思う。
今中楓渓の作詞になる「野崎小唄」の石碑もあり、1番の歌詞が彫られている。
ちなみに、その歌詞とは「野崎参りは 屋形船でまいろ どこを 向いても 菜の花ざかり 粋な日傘にゃ 蝶々もとまる 呼んで見ようか 土手の人」というものである。
例年、5月1日から8日まで「のざきまいり」が催される。
乗降客の少ないJR野崎駅が、この間だけは臨時改札口が設けられたりする。
駅前から続く参道は縁日が並び随分と賑わう。
その喧騒を避けて夏日となった昨日野崎観音まで歩いてみた。
祭りのあとの静けさで、参道は綺麗に履き清められ、行きかう人も少なく普段の様子を取り戻していた。
境内も静まり返り、のどかなものである。
展望台と称する、木立の切れ間からは北摂の町並み山並みが眺められて、そよ風を感じながらベンチで読書するには丁度良い。
ハイキングコースの一方の入り口でもあるが、かなりきついコースで走破する気力はなかった。
それ以前に、本堂までの石段で足がガクガクだった。
そろそろハイキングには絶好の季節だが、その前に体力、脚力を鍛えなければ・・・。
コメント
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