シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

ルーム

2016年05月13日 | 映画
五月晴れとは本来梅雨の合間の晴れ間を言うのだろうが、今ではこの時期の抜けるような青空の時もそう呼ぶようになっている。
久しぶりの五月晴れである。
薫風が心地よい。
天候に誘われ、久しぶりに映画館へ出向く。

過日のテレビで三浦友和氏が百恵夫人と「ルーム」という映画を見に出かけたと言っておられたこともあってその映画を見た。
封切り後、日数も経っているので上映館は変わり、一日1回上映となっていた。
2:10の上映で時間的には随分とゆとりがあった。
チケットショップやタイガースショップに立ち寄り映画館へ。



ショッキングな内容の映画だが、余韻の残るいい映画でもあった。
時々耳にする監禁事件を描いているが、こちらはもっと悲惨だ。
誘拐された女性が明かりは天窓だけという納屋に7年間も監禁されている。
しかもその間に犯人の子供まで生まれてしまっている。
男の子は5歳になったが、髪の毛を切っていないので少女のように見える。
外の世界を見たことがないので子供は本当の世界を知らない。
何とか脱出しようとするが、脱出劇がメインではない。
その後に親子が物理的に自由になって戸惑いながらも、精神的に立ち直っていく姿を描いている。

僕は感動しました。

(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)
コメント
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