当麻寺(當麻寺)で国宝級の3重の舎利容器が発見されたとのニュースが新聞の一面を飾っていた。
当麻寺は中将姫伝説で有名な古刹で、當麻曼荼羅がご本尊である。
當麻曼荼羅は、中将姫が一夜で織り表したという4メートル四方の大画幅で、極楽浄土の教えが壮麗に描かれている。
奈良時代に原本が表されて以来、代々、写本が作られて大切に受け継がれてきて、現在は「文亀曼荼羅(重文)」が曼荼羅堂に祀られている。
私は何年か前に写真仲間と訪問したことがあるが、もうずいぶん前のことになる。
毎回写真を撮るより昼食目当ての集いとなっているのだが、この時は一体何を食べたのかの記憶がない。
門前市をなすといった雰囲気もなかったような気もするし、かえってそんな雰囲気が良かったのかもしれない。
23日には彼等と再会するが、私の興味はどこで昼食をとるかにある。
そのくせコーディネートは毎年T君におんぶにだっこで、無責任この上ない。