薬師寺東塔の改修が11月からとなっていたところ、重機テストの遅れから来年1月からと延期になったのだが、いづれにしても7年間ほどはその姿を見ることが出来なくなる。
私などはもしかするともう見ることが出来ないかもしれないので是非とも目に焼き付けておこうと思って訪ねてみた。
大池からの写真も撮ろうと5時半の電車に乗って行ったのだがあいにくの曇り空となっていい写真は撮れなかった。
西ノ京駅のホームのは薬師寺と掘られた大きな石柱が立っており、さながら境内の中を線路が通っているような感じでホームを出ればすぐに薬師寺である。
東塔の開扉は予定通り今月末までなのでどうせならとこの時期詣でてみたのだ。
何年か前に仲間と大池から見た夕景の薬師寺を撮りに行ったことはあるのだが、境内に入るのは40数年ぶりであった。
当時の記憶は曖昧になっているが間違いなく伽藍は極彩色で再建されていた。
西塔、金堂、講堂などが再建されて白鳳伽藍が復興され、さらに玄奘三蔵院伽藍まで出来ていて平城遷都1300年を記念して1年間公開されている。
大唐西域壁画殿は平山郁夫画伯美術館と言った趣。
薬師寺と言えばフェノロサが「凍れる音楽」と称賛した東塔で、私も六重塔に見える裳層(もこし)のついた古色蒼然とした三重塔が好きだ。
極彩色の金ぴか伽藍はまるでパビリオンのように感じたが、大講堂の前に立って眺めていると創建された当時はむしろこのような極彩色で覆われた大寺院だったのだろうと思うと別な感慨が湧いてきた。
金堂には和辻哲郎がその著書「古寺巡礼」で絶賛している薬師如来がおられる。
日光、月光の両菩薩を含めた薬師三尊はすべて金銅仏の傑作と言われ国宝であるが、どうやら私は金銅仏より木造物の方が好きなのだと感じた。
三尊を見ていてなぜか鮮明に覚えている40数年前のことを思い出した。
その日は故高田好胤官主が参拝者に説明されていた。
当時の大相撲は昭和の大横綱といわれた大鵬が、ライバルの柏戸と共に横綱で柏鵬(はくほう)時代と呼ばれていた。
氏が「大相撲は柏鵬時代だがこれも白鳳時代の作です。強い二人が戦うのを龍虎相打つと言うがこの台座にも龍と虎が描かれています」と説明なさった。
なぜそれをそんなに記憶しているのか考えてみると、少年だった僕には堅苦しい社会科の勉強に比べるととても分かりやすい衝撃的な説明だった事によるのではないかと思う。
今思うとそれは台座に描かれた朱雀、玄武を加えた四神の説明だったのだ。
歴史は面白く語って欲しいものだと思う。
その氏が発願されて全国行脚のうえ再建されたのが白鳳伽藍で氏は薬師寺再建の大功労者だと思う。
現在この薬師寺をわずか14名の僧侶で維持しているそうで、出家ご希望の方を募集しているのでこの中にご希望の方がおられれば是非と面白おかしく説明僧が話されていた。
薬師寺前の小道を500メートルほど北に向かうと唐招提寺が有る。
こちらは焼失を免れた建物が数多く残っている。
鑑真和上で有名なこの寺と言えば何と言っても眼前に迫る金堂の圧倒される威容だろう。
そこに本尊の蘆舎那仏坐像があるが私はその左におられる十一面千手観音菩薩の方に目を見張った。
観光タクシーの運転手さんは手は951本あると語っておられた。
実はこの金堂は昨年まで解体修理されていたのだ。
入れ替わりで薬師寺の東塔が解体修理されることになるので近年では両方が見学できる数少ない幸運な時期である。
残念ながら御影堂におられる和上の坐像は毎年御影堂が公開される6月6日の前後3日間だけ参拝できるので今日はお会いすることは出来なかった。
お昼ごろになると界隈の食事どころはどちらも観光客で満席状態である。
私は西ノ京駅を超えた反対側にある「よってこや」さんで昼食をとる。
こちらは駅をはさんで反対側というだけで静かなものでお客は私一人であった。
おかみさんは30年ほど前にこちらに引越してきたそうで昔話に付き合ってもらった。
当時と余り変わっていないことでは一致したのだが、薬師寺さんから唐招提寺さんへの道は舗装されていない地道だった当時の方が風情が有りましたねには賛同してくれた。
寺院近くのレストランでは900円するざる蕎麦がここでは470円だ。
おでんの一品100円は少し高い感じがした。
過日薬師寺でAKB48のコンサートがあったそうで、流石にその時は若い男の子たちが道にあふれ車が通行できない状態だったそうだ。
そのおかみさん曰く、いまや株式会社薬師寺ですとのことであった。
私などはもしかするともう見ることが出来ないかもしれないので是非とも目に焼き付けておこうと思って訪ねてみた。
大池からの写真も撮ろうと5時半の電車に乗って行ったのだがあいにくの曇り空となっていい写真は撮れなかった。
西ノ京駅のホームのは薬師寺と掘られた大きな石柱が立っており、さながら境内の中を線路が通っているような感じでホームを出ればすぐに薬師寺である。
東塔の開扉は予定通り今月末までなのでどうせならとこの時期詣でてみたのだ。
何年か前に仲間と大池から見た夕景の薬師寺を撮りに行ったことはあるのだが、境内に入るのは40数年ぶりであった。
当時の記憶は曖昧になっているが間違いなく伽藍は極彩色で再建されていた。
西塔、金堂、講堂などが再建されて白鳳伽藍が復興され、さらに玄奘三蔵院伽藍まで出来ていて平城遷都1300年を記念して1年間公開されている。
大唐西域壁画殿は平山郁夫画伯美術館と言った趣。
薬師寺と言えばフェノロサが「凍れる音楽」と称賛した東塔で、私も六重塔に見える裳層(もこし)のついた古色蒼然とした三重塔が好きだ。
極彩色の金ぴか伽藍はまるでパビリオンのように感じたが、大講堂の前に立って眺めていると創建された当時はむしろこのような極彩色で覆われた大寺院だったのだろうと思うと別な感慨が湧いてきた。
金堂には和辻哲郎がその著書「古寺巡礼」で絶賛している薬師如来がおられる。
日光、月光の両菩薩を含めた薬師三尊はすべて金銅仏の傑作と言われ国宝であるが、どうやら私は金銅仏より木造物の方が好きなのだと感じた。
三尊を見ていてなぜか鮮明に覚えている40数年前のことを思い出した。
その日は故高田好胤官主が参拝者に説明されていた。
当時の大相撲は昭和の大横綱といわれた大鵬が、ライバルの柏戸と共に横綱で柏鵬(はくほう)時代と呼ばれていた。
氏が「大相撲は柏鵬時代だがこれも白鳳時代の作です。強い二人が戦うのを龍虎相打つと言うがこの台座にも龍と虎が描かれています」と説明なさった。
なぜそれをそんなに記憶しているのか考えてみると、少年だった僕には堅苦しい社会科の勉強に比べるととても分かりやすい衝撃的な説明だった事によるのではないかと思う。
今思うとそれは台座に描かれた朱雀、玄武を加えた四神の説明だったのだ。
歴史は面白く語って欲しいものだと思う。
その氏が発願されて全国行脚のうえ再建されたのが白鳳伽藍で氏は薬師寺再建の大功労者だと思う。
現在この薬師寺をわずか14名の僧侶で維持しているそうで、出家ご希望の方を募集しているのでこの中にご希望の方がおられれば是非と面白おかしく説明僧が話されていた。
薬師寺前の小道を500メートルほど北に向かうと唐招提寺が有る。
こちらは焼失を免れた建物が数多く残っている。
鑑真和上で有名なこの寺と言えば何と言っても眼前に迫る金堂の圧倒される威容だろう。
そこに本尊の蘆舎那仏坐像があるが私はその左におられる十一面千手観音菩薩の方に目を見張った。
観光タクシーの運転手さんは手は951本あると語っておられた。
実はこの金堂は昨年まで解体修理されていたのだ。
入れ替わりで薬師寺の東塔が解体修理されることになるので近年では両方が見学できる数少ない幸運な時期である。
残念ながら御影堂におられる和上の坐像は毎年御影堂が公開される6月6日の前後3日間だけ参拝できるので今日はお会いすることは出来なかった。
お昼ごろになると界隈の食事どころはどちらも観光客で満席状態である。
私は西ノ京駅を超えた反対側にある「よってこや」さんで昼食をとる。
こちらは駅をはさんで反対側というだけで静かなものでお客は私一人であった。
おかみさんは30年ほど前にこちらに引越してきたそうで昔話に付き合ってもらった。
当時と余り変わっていないことでは一致したのだが、薬師寺さんから唐招提寺さんへの道は舗装されていない地道だった当時の方が風情が有りましたねには賛同してくれた。
寺院近くのレストランでは900円するざる蕎麦がここでは470円だ。
おでんの一品100円は少し高い感じがした。
過日薬師寺でAKB48のコンサートがあったそうで、流石にその時は若い男の子たちが道にあふれ車が通行できない状態だったそうだ。
そのおかみさん曰く、いまや株式会社薬師寺ですとのことであった。
パイプ椅子が並んでいたので・・・。
写経はされなかったんですか??
僧侶の方の説明だと読経よりは写経の方がいいんだそうです。
そりゃそうで、読むより書く方が大変だもんね。
大麻寺では写仏というのもありましたネ。
コンサートの日は入れ替えなんですか?
テレコムサービスの
宮崎と申します。
弊社はソフトバンクモバイル1次代理店にての携帯電話の販売を行っております。
現在、私共が全国に抱える1400店舗に向けて様々な施策を打たせて頂く中で、
この度阪神タイガース 金本知憲選手の特別許可を頂きまして、
金本選手オリジナルiPhoneケースプレゼント企画をスタートさせて頂きました。
1492試合全イニング連続出場を記念した
鉄人金本選手の素晴らしい記録を記念して作成致しましたこのケースを、
是非とも皆様のお力をお借りしたく、
この度ご連絡をさせて頂きました次第でございます。
つきましては、もし宜しければ皆様のブログやHP上で、
応援を込めまして告知して頂けませんか??
ご興味がおありでしたら是非ともご連絡下さい!
より詳しい添付画像をお送り致します!!