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今日が雨の予報だったので、映画を昨日見に行った。
「アメリカン・スナイパー」
晩年に冴えをなくす監督が大半の中にあって、クリント・イーストウッドは衰えを知りませんねえ。
テレビ映画「ローハイド」にはじまり、「荒野の用心棒」から「ダーティ・ハリー」などの役者時代を含め、監督をこなすようになってからも彼を見ていますが、タフネスですわ!
この持続力はどこから来ているのかと、羨ましくなってしまいます。
映画はいいです。
米国賛歌の雰囲気ながら単純にそうなっていないところがいいです。
敵国側にも守るべき家族が居ることを一瞬の映像で見せたりしてます。
うまいなあと感心してしまいました。
クリスは番犬として弱い者を守っていたはずなのに、何を殺し続けていたのだろうかと悩み出していたよう。
番犬を殴り倒そうとしたところに凝縮されていました。
映画でも最後に伝えられますがモデルとなったクリス・カイルは2013年に元海兵隊員に射殺されていて、その犯人に対して昨日判決が降り「仮釈放なしの終身刑」になったようです。
なんたる偶然。
偶然といえば、この作品の準備中にクリスが殺されて脚本が書き直されたことも偶然です。
関係者には悲しい出来事ですが、この作品にラストシーンが付け加えられたことで、より一層完璧に近いものになったと感じました。
そこでのニュースです。
イスラム国問題があるのでタイムリーな作品でもありましたが、いよいよ地上戦に入るような報道を耳にすると「地上戦は凄惨で、泥沼にはまりこむ」と思わせる作品でもありました。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)
お元気ですか?
Toraさんが衝動買いをやめたら淋しいです(笑)。
衝動買い後の感想を聞くのも楽しみにしています。
また聞かせていただく機会を持ちましょう。